ディベートのテーマを作るときに決めること3つ

2015年12月11日

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ディベートのテーマを作る方法

インプロ部の即興ディベートでは、みんなでディベートを作る!ことを何よりも大事にしています。他のディベート団体だと主催者の人達がテーマを作って、参加者の人達はそのテーマにそってディベートの試合をするだけですが、うちは逆。

ひとりひとりの「興味ある」をディベートで体現するのが私のポリシーなので。2016年に入ってからは、ディベートの「デ」の字も知らない人にテーマを作らせたこともありましたね。

ディベートのテーマを作ったことがある人なんてそうはいないと思いますが、いくつかポイントを抑えれば簡単です。

即興ディベートワークショップ2019

はじめに

1.ディベートって何?と思ったら・・・

ディベートの定義・意味

アクセス解析を調べたら、本記事とは全く関係のないキーワードで訪問した方がたくさんいました。理由は解りません。でも、これも何かの縁なので、この場でディベートについて簡単に説明します。

ディベートについてもう知っている人は豪快に読み飛ばして下さい。

1-1 ディベートとは何か?

即興ディベートとは

異見対立を前提にしたテーマが事前に与えられ、選手を賛成側(肯定側)と反対側(否定側)に分け、発表形式で決まった時間・順番に沿って議論をするゲームです。試合には明確な勝敗があり、第三者であるジャッジを説得できたかで決まります。

ディベートの定義・ルール・進め方、試合のやり方なの全て説明しています。

インプロ部では、即興力UPを目的に、初心者・未経験者を対象にディベートのワークショップを行っています。

【初心者・未経験者歓迎の講座】:インプロ部の即興ディベートセミナー・ワークショップ

ディベートについてさらりと紹介をしたところで本題のテーマ(論題)づくりに入りましょう。

1-2 ディベートのテーマとは?

ディベートのテーマとは

ディベートでは、まずお題が用意されています。一般的には、これを「論題」と呼んでいます。ここでは解りやすく、「テーマ」という言葉を使っています。

●●は××をするべきである」というテーマを設定して、このテーマにそって選手を賛成側と反対側に分けて説得力を競うのがディベートです。ディベートは自分の意見を述べるのではなく、テーマを元に議論を進めていきます。

今回は、そんなディベートのテーマを参加者と一緒に作ろうということで、その方法をお伝えしています。

さて、ここからはディベートのテーマ(論題)の作り方について解説をしていきます。

即興ディベートワークショップ2019

2.テーマ(論題)の作り方-ポイントは3つ

ディベートのテーマ作り方

ディベートのテーマを作るときにはいくつかポイントがあります。これまでに私もディベートのテーマを量産してきましたが、必ず抑えていたのは、この3つです。逆に、この3つさえ抑えればディベートのテーマ作りは簡単です。

2-1 「すべし」で考える

ディベートのテーマが例外なく「すべし」の形式で作られています。「すべし」というのは英語でいうところの、Shouldですね。

簡単に英語でShouldと似たような表現を拾ってきました。

  • MUST(絶対にしなければならない)
  • HAVE TO(しなければならない)
  • HAD BETTER(絶対にした方がよい)
  • SHOULD(するべきである)

SHOULDの強制力は、ニュアンスとして4つの中で最も弱いです。フィフティーフィフティーくらいです。ディベートとは最も相性の良い表現なのでしょう。

2-2 「何」を決める

議論をする内容ですね。

その気になれば、どんなテーマでもディベートはできます。

お勧めしているのは「政治」・「ビジネス」・「教育系」をテーマですかね。失敗が少ないです。

ディベートのテーマ-政治・ビジネス

これまでに取り組んだテーマについてはこちらでもまとめているので、参考にして下さい。

参考記事ディベート-テーマ一覧-10年の軌跡&作り方

2-3 主人公を明確にする

実はこれがいちばん大事です。

どんなテーマでディベートをするにしても、そのテーマを実行する主人公が抜けているとお互いの議論がかみ合わなくなります。

この点については、以下の記事をお読みください。

議論のコツ!誰の立場で議論をしているかを明確に!

  ディベートの試合中に議論の方向性を見失う一番の原因・・・。それは誰の立場で議論をしているのかがわからなくなることですね。 例えば、「企業は新卒採用を廃止するべき」というテーマでディベート ...

 

 

 

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運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

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