ウェブ業界で働くには、3年後、5年後、10年後、はたして自分はどうなっていたいのか?と考えながら働くことが大切だとウェブ業界志望者必見!10年後の自分が見えないとやっていけないお仕事とこちらの記事でお伝えしたかと思います。
とはいっても、具体的にどういうお仕事があるの?ってところが解っていないと、イメージが尽きませんよね?
なので、ここではウェブの求人広告で目にするお仕事をまとめてみました。
どういう仕事があるのかを理解していきましょう。
求人票には色々な仕事が書いてありますが、ザックリ分けるとこの5つですね。
- 営業・プロデューサー
- ディレクター・コンサルタント
- デザイナー、コーダ、イラストレーター
- フロントエンジニア、プログラマー
- マーケッター、SEOコンサルタント
と方向性だけは決めておいてください。本当にザックリ出かまわいので、面接の場で面接官に伝えられるようにしておきましょう。
簡単にお仕事の概要だけサクッと紹介しますね。
営業・プロデューサー
クライアントと接する仕事ですね。基本、仕事は営業やプロデューサーと呼ばれる人達が見つけてきます。ザックリといた予算、納期、品質を決めて制作チームに振るのが仕事です。
で、やっぱりお客さんと直接接する仕事をしているのか、プロジェクトの中で最も力を持っているのが営業の人ですね。
ウェブの知識あるなしに関わらず、プロジェクトマネージャーに近いポジションかも知れません。
プロジェクトマネージャーといっても、直接お客さんとやり取りをするので、大変と言っちゃ大変ですがね。
それでもチームの中で圧倒的に強い発言力を持てるのがこの営業です。
ディレクター・コンサルタント
営業・プロデューサーからふられた案件のスケジュールやチームを組む仕事ですね。クライアント・営業・プロデューサーからデザイナー・コーダ・イラストレーターと色々な人と打合せをすることになります。
営業・プロデューサーとデザイナーが直接やり取りをするケースは少ないのは、間にディレクターを挟むからです。ウェブの知識・技術はデザイナーほど求められませんが、幅広い知識を持っていないと、会話ができないので、やっぱり勉強は必要です。バランスが求められる職業かもしれませんね。
未経験からウェブディレクターを目指す場合は、
- デザイナー・コーダ・イラストレーターの経験を一通り積んで目指す
- アシスタントディレクターを経てそこからディレクターになる
と、2通りがあります。
本当は前者を希望していますが、まぁ年齢が年齢なので後者しか選択肢がないんですよね。制作のみならず、一度制作したサイトを定期的に運用する仕事もあったりします。
デザイナー、コーダ、イラストレーター
完全に制作側の仕事ですね。ディレクターから渡された概要書を受け取って、それをウェブに落とし込む仕事です。
- サイトマップ
- ワイヤーフレーム
- 構成書
デザイナーによっては、コーディングをしたり、イラストも一人で制作をする場合もあれば、コーダやイラストレーターに回す場合もあります。ADOBEのソフトは使いこなせないと仕事になりませんね。
コーダーは、サイトマップ、ワイヤーフレーム、構成書を元に、コーディングをする人ですね。イラストレーターは、デザインソフトを使ってウェブサイトの写真加工をしたり、アイコンを制作する人ですかね。
フロントエンジニア、プログラマー
ウェブ専門のSEといったところでしょうか?コーダは、ワイヤーフレーム、構成書をもとに画像を切り抜いて、HTML・CSSのコーディングをするのがメインのお仕事ですが、エンジニア・プログラマーは、JAVASCRIPTやJAVA、C++といったプログラミングもします。
動的なウェブサイトの制作をするときに必要になってくるポジションですよね。サーバーのメンテナンスをしたり、セキュリティーのチェックをしたりと、専門領域の高いポジションですね。
技術職かもしれません。
マーケッター、SEOコンサルタント
制作よりも運用側のお仕事ですかね。アクセス解析をしたり、どうすればウェブサイトで企業の売上が上がるのかを提案するお仕事です。ディレクターに近いポジションかもしれませんが、どちらかというと専門度が高い仕事かもしれません。実際に沿うかは微妙ですが。
以上が、ウェブ業界のお仕事でした。
- どの専門領域で勝負をしたいのか?
- 持ちたい専門領域気はいくつか?
等と働く前から将来像をしっかりと決めて、その上で仕事を選びをしないといけません。
注意点
面接の場で、「私は、この仕事がやりたいです。」とハッキリと自分がやりたいことを主張すると、「ウチの会社にはそんな仕事はないよ!」と言われて不採用。
だからと言って、「ウェブのお仕事に携われるのなら、ディレクターでも、デザイナーでも、マーケッターでも、何でもいいです」みたいなスタンスだと、「そういう人はいらないから」と不採用。
ここら辺の伝え方が本当に難しいところですね。学校ではあまり教えてくれませんでした。