ディベート講師の本音|社会人ディベートCafe時代を振り返って

2015年12月2日

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社会人ディベートCafe☆

インプロ部として即興ディベートワークショップをはじめたのは、2016年5月からです。それまでの2010年から2014年は社会人ディベートCafe☆にてディベートの講師をしておりました。

即興ディベートに本格的にデビューしたのも、この社会人ディベートCafe☆でした。

2014年になってから思うこともあり、自分が本当にやりたいディベートをゼロから創ることにしました。
社会人ディベートCafe☆のときのことは「ディベート-テーマ一覧|10年の軌跡」で書いています!

即興ディベートワークショップ2019

はじめに

社会人ディベートCafe☆のコンセプト

geralt / Pixabay

ディベートを通じて、「聴く力」「考える力」「伝える力」の3つの力を楽しく学ぶ

ビジネスの現場で役に立つコミュニケーションスキルを身につける
みんなで楽しく学ぶ、みんなで一緒に成長をする

社会人ディベートCafe☆の設立の経緯

元々、主催者のT氏が「バーニングマインド」というディベート団体で3日間のディベート講座を経験して、そのメンバーとの同窓会を開くことを目的にディベートの勉強会を主体したのがスタートです。で、なぜか、そこに参加をした木村でした。

あくまで目的は、「コミュニケーション能力アップ」を伸ばしていくことで、ディベートは、手段ツールでしかない、という共通認識がありました。

アカデミックから即興へ転身

社会人ディベートCafe☆での活動を本格的に開始したのは、2010年ですね。当初はアカデミックディベートに打ち込んでいたのですが、時間的にも体力的にもきついということで、即興ディベートへ転身。T氏も納得してくれました。

対して、即興ディベートは、その場でテーマが発表されて、選手は自信の知識を活用して議論を組み立てて試合をします。大きな違いがエビデンスがあるかないか、ですね。後は、普通のディベートの試合と何ら変わりありません。ディベート以上に求められるのは、これまでに会社の仕事を通して経験をしてきたことです。

ビジネスで役に立つディベートを

ディベートを通じて、営業、販売、マーケティングのテーマをたくさん扱っていました。

管理職や事務の仕事をしたことがある人なら、仕事がどのような流れで進められているか、知っているはずです。会社の仕事を通して今まで学んだことをディベートの場に持ってきて、参加者同士が自発的に意見交換を通して、ビジネスパーソンとしても、人間としてもステップアップしていこうね!というのが社会人ディベートCafe☆が大事にしていたことでした。

ところが問題が発生!

即興ディベートワークショップ2019

音楽性の違いで活動休止

mohamed_hassan / Pixabay

参加費を1500円に設定して、お試しのディベート講座をしていたのですが、お試しのまま終わった感がありました。

休日の勉強会のような雰囲気になり、活動がうまく回らず、惰性で運営をする日々でした。

原因:1500円という謎の価格設定

かなり激安でした。都内のディベート講座の参加料は、10000円越えか/無料同然の2つしかありませんでした。

  • 20000円越え-セミナーや社会人向けの講座
    →基本は営利目的。
  • 無料の講座-学生が運営するディベート講座
    →大会に参加をする人たちをリクルーティングする目的で行うことがほとんど

20,000円越えの講座は、バリバリのビジネスセミナーよりのものが多いですね。苫米地さんのディベート講座ですと、100,000円を超えていますからね。後は、2014年ごろから苫米地さんのお弟子さんであるアーギュメント・エキスパートという団体が少し幅を利かせていましたね。確か、参加料は20,000円だったような・・・。

対して、無料系のディベート講座は、ディベート講座ではなく、ディベート界隈の学生と社会人が集まってディベートの勉強会をするだけの講座です。その目的は、ディベート公式戦に参加をするためのですね。

いずれにせよ初心者の方にとって参加のハードルが高いことが当時のディベート業界の事情でした。いい具合に参加ができるディベート講座がなかったんですよね。

そこらへんにいい具合にポジショニングをしたわけです。

しかし!1500円は謎の価格設定でした。

参加休止に至った理由

ディベート団体を運営していてお互い疲れたのが正直なところかもしれません。その理由は、今こそ時効だからお話ができますが、「即興ディベートを教える」と言いつつも、自分たちは前日にモデルディベートの打ち合わせを行い、ある程度準備をした状態で、当日のイベントに臨むわけです。

そして、土曜日に開催をするため、金曜は深夜まで準備をします。勿論、1円もお金を頂けるわけではありません。流石に、これは疲れるかと・・・。

もちろん、ディベートの準備自体はそこまで負担ではなかったのですが、「即興」の大切さを教えながらも、自分たちが「即興」でディベートをしていないことに矛盾を感じていました。

即興ディベートなんだから即興で行うべきでしょう!と私は訴え続けていたのですが、さすがにそこは納得してもらえず・・・

そんなやり取りにお互いが消耗しながら、気づけば活動が休止していました。

原因は私・・・

これは今だから思うことですが、原因は私です。T氏は全く悪くありません。というのも、社会人ディベートCafeを立ち上げたのは、リーダーであるT氏なのだから、私はT氏の意向を尊重するべきだったんです。

T氏は「意見や考えがあれば何でも言ってくださいね☆」という方でした。

しかし、本音は

誰かの意見が欲しいのではなく、自分の考えを誰かに代弁して欲しかった!

そこに気づかなったのが20代の頃の私でした。

本当に自分の意見ばかりを言って、迷惑をかけたなぁと思っています。

 

ひとりで団体を運営する決意

そんなわけでひとりでディベート団体を立ち上げる決意をしました。2015年ごろに、このブログページを立ち上げて、毎日のようにディベート関連の記事を更新する日々でした。同時に、ソーシャルメディアを使わずに検索エンジン経由でホームページだけで集客をする!と意気込んでいた時期でもあります。

詳しくは、こちらの記事を参照してください。

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運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

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