こんにちは、インプロ部です。
8月6日(土)、即興ディベートワークショップを開催しました。
お忙しい中、貴重な休日!
即興ディベートに参加をしてくださり、
本当にありがとうございました。
参加してもらったからには後悔はさせません。
終わったころにはビールを一気飲みしたくなるくらい
喉はカラカラ、頭をクタクタ、意識フアフア、
になってもらいますね。
もくじ
1.即興ディベートワークショップ
詳細は以下の通りです。
・日時:8/6(土) 13:00~17:00
・場所:浜町
・参加者 4名
お仕事は、ウェブディレクターの方、電機系設計技術者、自営業(コンサルタント)、外国人専門の日本語講師の方でした。
今回特にうれしかったことは、
全員がディベートをやりたいから参加しました!という声を頂いた点ですね。
はじめから参加者のやる気がタップリでした。
普段であれば、ディベートの説明をしっかりしてから、
ディベートをする不安を取り除くところからスタートするのですが、
今回はいきなりスピーチ練習からできました。
1.PREPスピーチ
時間を決めて、【主張→理由→事例→呼びかけ】の流れで行うスピーチの練習です。
プレゼン・スピーチのコツは時間管理です。時間を意識することでスピーチは驚くほど上手くなります。
もちろん、みんなにもトライしてもらいました。時間は1分。
1)外国人専門日本語講師の方
- 主張:犬を飼いましょう。
- 理由:パートナーができるから。
- 事例:普段からペットを飼っている人のほうが自立していると感じることが多い。
- 結論:自由が丘のペットショップがおススメ
2)起業家(コンサルタント)の方
- 主張:競馬をやってみよう
- 理由:100円が6億円に化ける(かも)
- 事例:競馬をするとデータ分析をする癖が身につくようになった。1位、2位、3位と。
- 結論:JRAとググってみよう。
3)ウェブディレクターのSさん
- 主張:ディベートをしよう。
- 理由:聴く力が身につく。
- 事例:お客さんのところに訪問をすると聴く力が求められると実感。
- 結論:レッツディベート。
4)男性:機械技術者の方
- 主張:時間を逆算して考えよう。
- 理由:毎日の捉え方が変わる。
- 事例:残りの人生が26万時間だと思って生きている。
- 結論:とりあえず、計算してね。
5)私
- 主張:占いやスピリチュアルを学ぼう
- 理由:ロジック以外の思考・表現ツールを身につけると幅が広がる
- 事例:2016年からスピリチュアルを取り入れて、女性と話す機会が一気に増えた。逆転した。
- 結論:もしも興味があるスピリチュアルがあれば教えて
ソウルナビゲーションのことですかね。
最後の結論を伝えた瞬間にタイマーがなりました。全員です。みんな話すスピードが速すぎ。楽しみでした。
■2.動画モデルディベート
前回と同じ「楽天英語公用語」で行いました。別のテーマで動画を作成したのですが、見事失敗。で、仕方なく『楽天英語公用語論題』
・・・・・ちょっとしたハプニング。
参加者の中に元楽天経験の人がいる。
・・・・ヤバい。素人の私が弁護士の前で法律を語るようなもの。超緊張しました。
動画だから手遅れ・・・再生ボタンを押すのみ。
立論と第一反駁は通しで行って、第二反駁はお客さんからリクエストを頂いてスピーチをしてみる。最後に判定をお願いする。
結果、全員が迷うことなく否定側に投票しました。
■3.参加者同士でディベートの試合
テーマ:日本はメディア調査機関を設置するべきである
肯定側:2名vs否定側:2名
・・・難しいテーマでしたね。汗
今回は、どういうわけかメディアリテラシーのあり方についてのテーマです。
試合の流れ
肯定側はパチンコ業界を事例に議論を提出。
「国民に正確な情報がいきわたらない経緯として、
メディアは自分たちにとって都合の良い情報だけを発信している説がうかがえる
例えば、パチンコ業界。
パチンコ夢中になって子供を置き去りにする親御さんがいても、
パチンコ業界はそれを問題視しない。」
という切り口でした。政治の記者クラブも同じですよね?
ですから、完全にニュートラルな立場で情報を発信できる組織が必要であり、
テーマを実行して設立するべき!というのが肯定側の主張でした。
対して、否定側は、どんな組織を設立しても、運営にはお金が必要で、
いくら新しい団体を立ち上げても、資金の提供先(スポンサー)にとって、
都合のよい情報だけが配信されるため、問題は解決しない!
と主張してきました。
これに加えて、次のスピーチで、資金繰りについての反論。
その団体が資金に困らず運営できないという議論を展開して、
次のスピーチで、肯定側がこの議論に対して反駁できず、
現実的に運営が困難ということで否定側の勝利。
雑感
肯定側が残念でしたね。試合の準備中から作戦会議中、
そして試合が終わった後に沢山事例を教えてくれたのですが、
スピーチでは全く事例を伝えていませんでした。
「アメリカで●●のようなNPOが存在しているんだから、日本でもできるはず!」
と言い切れば、事例の多さで肯定側が勝っていました。
楽しかったこと
ディベートの試合が終わった後に、今回のテーマに関連するディスカッションや雑談ができたことですね。
メインはディベートの試合ですが、大事にしたいのは、ディベートの試合が終わった後。
色々と知識や思考が体系化されて、自然とアイディアや意見が出てくる瞬間ですから。
今回のワークショップに参加した人はお気づきかもしれませんが、めちゃくちゃ頭がさえます。
「あー、この議論を試合中に言っておけばよかったー!」という後悔も含めて(笑)
今回感じたこと
8/6と7/26の活動を通して確信できたことは、
即興ディベートやワークショップのような学習スタイルは
多くの人から楽しんでもらえる!ということ。
『ディベートは日本人の文化には合わない』
『ディベートなんて難しくてできない』
『女子はディベートやらんだろ!』
なーんていつも批判されてばかりでしたけれど、蓋を開けてみればそんなことはない。
『自力で見解を導き出したい!』
『攻めるように考え抜きたい!』
『自分の言葉で表現したい!』
『マンガや物語を描きたい!』
『納得いくまで議論・討論をしたい!』
『自分の分野を外で戦わせたい(総合格闘技志望)』
なんて欲求がある人はいます。そういう人はハマりますよ。
■次回の活動日時
8月21日(日) 13:00~17:00
9月10日(土) 13:00~17:00
9月24日(土) 13:00~17:00
です。場所は浜町です。
プログラムは、8/6と7/26と同じですが、
絶対に同じ内容にはならないことは保証します。
参加する人によってガラッと変わりますから。
では、ご興味ある方!手帳を開いて相談してください!