さて、アカデミックディベートと即興ディベートの違いについて書いています。
元々、私は、アカデミックディベート出身者です。学生時代は、日本ディベート連盟・全日本ディベート教会に所属していました。そのときは、アカデミックディベート一本でした。即興ディベートは遊び程度で行っていました。
本格的に即興ディベートに転身をしたのは、社会人になってからです。
社会人ディベートCafe☆を始めたころのお話。
リーダーの人から「木村さん、正直、プレパ(試合前の事前準備のこときついです。」と言われました。
「了解です。それならアカデミックディベートではなく、即興ディベートにしましょう」と言って、遊びではなく本格的に即興ディベート専門の講座を開くことになりました。
選手、ジャッジ、講師としてアカデミックディベートと即興ディベートの両方にかかわった経験があります。
即興ディベートとアカデミックディベートの違いは誰よりもわかっているつもりです。
当サイトは、即興ディベート限定ですが、アカデミックディベートの人向けにも作っております。
はじめに
1.アカデミックと即興の違い
両者の違いについては、「アカデミックディベートはリサーチ!」と「即興ディベートはスピーチ!」と教えています。
ザックリいうと
- 「リサーチ」重視型(米国型)-アカデミックディベート
- 「スピーチ」重視型(英国型)-即興(パーラ)ディベート
ですかね。アメリカとイギリスの違い?ですかね。
決定的な違いは、アカデミックディベートでは、試合前にたくさんリサーチをしますが、即興ディベートは一切リサーチを行いません。
本当に同じディベートをしているのに、「なんでこうも違うんだ!」と思うことでしょう。
とりあえず、2つの違いを説明しますね。
1-1 「リサーチ」重視型(米国型)-アカデミックディベート
「アカデミック」の言葉の通り「学会討論」「学術議論」をモデルにして作られています。
イギリスやアメリカの大統領選で行われていたディベートをハーバード大学が学術討論のスタイルにしたわけです。
1-1-1 資料を集めるところからスタート
アカデミックディベートは、事前準備が9割の世界です。
大切なのは、たくさん試合をすることではなく、事前にどれだけ試合に備えたかです。
個人の意見は極めて信用度が低いから第三者や公的な機関が作った証言やデータを引用して議論を作りましょう、というところからスタートしています。
アカデミックディベートのリサーチとは?プレパ、ブリーフ、エビデンスについて解説
1-1-2 事前準備さえしっかりやれば誰でもできるの?
はい、キチンと準備をすれば、ディベート初心者でもディベートの試合はできます。
参考になる記事を作成したので、是非とも読んでみて下さい。
NAVERのまとめで、ハーバード学生を論破しちゃったアメリカの囚人たちがすげぇ、がちょっと話題になりましたね。
なぜ囚人たちが天下のハーバード学生に勝てたのか?カンタンです。
囚人たちの方が、ハーバード学生よりも資料集めやリサーチに費やしていた時間が多かったからです。
ただ、その準備がものすごく過酷です。
試合前一週間は刑務所に入っているような気分になります。過去に私のパートナーがプリズンブレイクをしました。試合が終わったころは娑婆に出られた気分です。
詳しくは、こちらの記事を参照してください。
以上が、アカデミックディベートの解説です。
続いて、即興ディベートの解説に入りましょう。
1-2 「スピーチ」重視型(英国型)-即興(パーラ)ディベート
即興ディベートは、その他の通り、テーマがその場で発表されて言葉のみでジャッジ・聞き手を説得します。資料を集める必要もなければ、リサーチもしません。
即興ディベートの特徴
- 証拠資料を集める必要は無し
- 図書館に足を運ばなくてもOK
- 自宅に帰ってワードを立ち上げる必要もなし
- 立論・反駁カードの作成をする必要もなし
テーマはその場で告知されます。いきなり立論や反駁カードを作ります。
立論や反駁については以下の記事が参考になるかと思います。
続いて、即興ディベートの流れを説明します。
1-1-1 即興ディベートの流れ
- 1)テーマは、その場で発表される ※場合によっては、自分たちで決める
- 2)事前に準備時間が15分間程度与えられて、議論の戦略を組み立てる
- 3)試合は、即興で行う。試合中はスマートフォンを開くことも禁止。
その名の通り、全てが「即興」で行うディベートです。アカデミックディベートのように、第三者の証言やデータは頼りません。原則、スマートフォンを使うのも禁止です。その場でロジックを組むことだけが要求されます。
1-2-2 【質問1】論理は不要か?
「スピーチが上手にできれば、ロジックは不要か?」。こんな質問をよく受けます。もちろん、NOです。証明をしないだけで、主張をしたらキチンと理由や根拠は述べます。証拠資料やデータを使わないだけです。
- 1)アカデミックディベートの論理
- どれだけ質の高いエビデンスを集めたか?
- どれだけ証拠資料を上手に解釈しているか?
- 2)即興ディベートの論理
- 言葉の意味・文脈をどれだけ定義・解釈できたか?
- 相手の議論と自分の議論をすり合わせできるか?
確かに、即興ディベートは証拠資料はありません。その分、言葉に対する理解力や想像力が求められます。
◆即興ディベートで求められる論理
- 言葉・概念そのものを創りだす
- 異なる言葉と概念をつなげる
そして、この2つを実践するときに、必ず「なぜ」という理由や「本当に」という疑問に応えるための根拠が必要です。
繰り返しになりますが、決定的な違いは、学者さんの資料を引用して説明するか、自分の言葉のみで説明するかの違いです。
1-2-3 【質問2】エビデンスがなくてディベートができるのか?
「証拠資料がなくてディベートはできるの?」と以前アカデミックディベート出身者の方から質問をされました。
ええ・・・もちろんできます。ディベートに限らず、日常で誰かと議論や討論をする機会はたくさんあります。その時に、必ずしも証拠資料を使っているわけではありません。それと同じですよ。
逆に、「証拠資料がないとディベートはできない」と思っている人は、アカデミックディベートに洗脳されている感がタップリです。
ディベートマシーンになっていませんか?
◆ディベートマシーンの形成過程
- アカデミックディベート出身者に多い。アカデミックディベートはできる。
- アカデミックディベートのルールから外れると、議論・討論ができない
- ディベート未経験者と会話やコミュニケーションができない人になる
- ディベート業界でしか、自己を表現する場がなくなる(超ニッチな場)
1-2-4 日常会話は学術論争か?
先ほどもお伝えしたとおり、アカデミックディベートは、学会討論をモデルにしています。
さて、3つほど質問をします。
- 質問1 日常で行っている議論は学術討論でしょうか?
- 質問2 データや証拠資料を集めて挑むでしょうか?
- 質問3 「●●教授の資料を引用します!」というでしょうか?
もちろん、あなたが大学院生や大学会に関わっているのなら、コテコテのアカデミック論法は有効です。なぜなら、アカデミック畑の人は、「持論を述べてはいけない」「意見ではなく研究結果を述べなければいけない」という原則がありますから。
つまり、自身もしくは第三者の研究を元に、意見を述べるのは正しい姿勢です。
対して、実社会では、アカデミックな議論-学術論争-はほとんどされていません。例えば、あなたがマーケティングの部門で働いていて、商品のキャッチコピーを複数提案したとします。そして、どのコピーを採用するかを決めるとします。
確かにこのときは議論や討論をしていますが、アカデミック畑で行われるような議論・討論はしないはずです。また、大学の教授に意見を求めないと思います。
2.アカデミックor即興-どちらから学ぶべきか?
これもよくいただく質問です。
もしも時間に余裕があるのなら、アカデミックディベートから学んでみることをおススメします。
なぜなら、私がアカデミックディベートから即興ディベートに華麗なる転身ができたのは、アカデミックディベートの知識が十分にあったからです。
2-1 教育基盤(インフラ)が圧倒的に多い
即興ディベートよりも、アカデミックディベートの方がインフラが整っている、という点が挙げられます。書店に行けばアカデミックディベートの教科書はたくさん販売されています。ところが、即興ディベートの教科書はほとんどありません。
アカデミックディベートの大会は半年に1度開催されていますが、即興ディベートの大会はありません。
インフラの差では、アカデミックディベートの方が圧倒的に学びやすいです。
2-2 ナレッジはアカデミックのほうが多い
社会人ディベートCafe☆を始めたころの話。アカデミックディベートから即興ディベートに華麗なる転身をしました。
即興ディベートは未経験者でしたが、全部アカデミックディベートで教わったことで何とかなりました。
- 三角ロジック-根拠→主張→論拠(推論)
- 立論の構成-テーマ・プラン・メリット&デメリットのモデル
- 肯定側立論-メリットの作り方-内因性・重要性・解決性-
- 否定側立論-デメリットの作り方-発生過程・深刻性・固有性-
- 反駁の方法-アタック・反証・議論の補強・価値比較
唯一の壁が、証拠資料がない状態で、事実・根拠・データを伝えられるか?ということです。
もちろん、この壁はクリアしています。
このように、アカデミックディベートの知識があれば、即興ディベートをするには全く困りません。
逆に、即興ディベートからアカデミックディベートに転身をするのは非常に困難です。
証拠資料の使い方を覚えないといけません。これが骨が折れます。
強引な例えかもしれませんが、プログラマーがWEBエンジニアになるくらいジョブチェンジが容易です。
2-3 但し、アカデミックディベートは大変
アカデミックディベートは1日や2日で覚えられるものではありません。
ディベート独自の癖や考え方を覚えるまでに、かなりの【時間】【労力】【お金】を要します。
2-3-1 どれくらいの期間が必要か?
- 学生の場合-半年は大学のディベート部に所属して、ディベート活動
- 社会人の場合-1-2年は、休日や仕事終わりにディベートに打ち込む
学生であれば、所属している大学のディベート部に入るのが手っ取り早いです。もしも大学でディベートサークルがなければ、他大学のディベート部に所属するか、自ら作って下さい。(ちなみに、私は後者です。本当にゼロの状態から創りました。)
社会人も同じです。やっぱりディベート団体に所属するのが一番の近道です。
- おススメの団体:日本社会人ディベート連盟(JBDF)
- 理由:単純に、顧問の先生が現役のプレーヤーだから
- URL:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3902/index.html
2-3-2 ディベート団体で何をするか?
大会に参加をすることを前提に、以下の4つを行います。
- 1)テーマに関連する資料集め・編集
- 2)資料の内容をパソコンに打ち込む
- 3)肯定側・否定側の立論&反駁カード作成
- 4)練習試合して、課題を頂く。議論の強化
基本は、この4つの繰り返しです。
よく頂く質問です。団体内で大会に参加をしなければいけないような雰囲気は絶対にあります。アカデミックディベートを教えていて参加費が安い団体は、大会参加者を募集している傾向が強いです。
主催者にメールを送って質問をするようにして下さい。
即興ディベートワークショップは、完全に大学団体と違うところで活動しているので、大会に参加をする必要はありません。というより、即興ディベートの大会が殆んどありません。
2-3-3 途中で挫折しないか?
10人いたら9人は1年以内に挫折しています。もしくは、ディベートの知識は身についたから去っていく人ですかね。
では、どういう人が続けられるのかというと、純粋にディベートをすることそのものが楽しいと心の底から感じられる人とです。
2-4 アカデミックディベートに向いている人とは?
一度ディベートをやってみて、ディベートを長く続けたいと心の底から思えるかが大事です。
もしもあなたがアカデミックディベートをはじめようと思って、
心が揺れているのなら、以下の質問にお答え下さい。
質問1 純粋にディベートが強くなりたいか?
単純にディベートが強くなりたい。ディベートの先生になりたい。日本一のディベートプレーヤーになりたい。憧れのディベーターがいて、その人に近づきたい、といった願望があるのなら、迷わずアカデミックディベートからスタートして下さい。
理由は、先ほどお伝えした通りですね。
私は社会人ディベートCafe☆を始めたころに、アカデミックディベートから即興ディベートに華麗なる転身ができたのは、即興ディベートのノウハウの殆んどがアカデミックディベートで既に教わっていたからです。
- 三角ロジック-根拠→主張→論拠(推論)
- 立論の構成-テーマ・プラン・メリット&デメリットのモデル
- 肯定側立論-メリットの作り方-内因性・重要性・解決性-
- 否定側立論-デメリットの作り方-発生過程・深刻性・固有性-
- 反駁の方法-アタック・反証・議論の補強・価値比較
唯一の壁が、証拠資料がない状態で、どのようにして事実・根拠・データを上手に伝えられるか?ということです。もちろん、この壁はクリアしています。
このように、アカデミックディベートの知識があれば、即興ディベートをするには全く困りません。
最初の1年はものすごくハードかもしれませんが、ディベーターとして成長はできるでしょう。
質問2 アカデミックディベートを続ける覚悟
以下、アカデミックディベートをしていた頃に先輩から言われ続けたことであり、後輩からも言われた質問です。
- ディベーターとしてスキルアップする覚悟があるか?
- 学生と試合をしてコテンパンにされる。耐えられるか?
- 仕事(学業)が終わってから、副業をすることになる。楽しめるか?
- 大会前はハッキリ言って忙しい。膨大な資料と格闘ができるか?
- 途中で諦めたらみんなに迷惑がかかる。責任感はあるか?
上記の質問に対して全てYESと応えられるのなら、迷わずアカデミックディベートをスタートして下さい。ここまでディベートが好きって人は、年齢に関係なくディベート業界から歓迎されるでしょう。
学生の頃、私はディベートサークルを運営していたので、この質問には全てYESと応えました。そして、その翌年、私が卒業してから、サークルの代表を後輩に譲ったら、そん年で廃部しました。
別に後輩を恨んではいません。正直、シンドイと思ったし、その後輩も公務員の試験が控えていたからです。
話が脱線したので、まとめます。
2-5 まとめ
- ディベーターとして成長できるのは間違いなくアカデミックディベート
- アカデミックディベートができれば、即興ディベートもできる(包括的)
- 但し、アカデミックディベートの知識・スキルを覚えるまでは大変
- 団体に所属するのが近道だが、その団体に貢献する覚悟が大事
- 心が折れると辞める。実際に10人始めたら、年内に9人は辞める
こんなところですかね。色々プレッシャーをかけているようだったら申し訳ございません。ただ、脅しているわけではございません。
これまでのディベート業界の関わりを経験してきたことなので、少しでもお役にたてればと思い、書きました。
ちなみに、ウチは即興ディベート専門のディベートサークルですが、ディベートそのものが「好き」って人はあまり多くありません。参加者にとってディベートは、メインディッシュではなく調味料のようなものだかららです。
あ
3.即興ディベートは、調味料だ
2016年からインプロ部という名前で即興ディベートワークショップを開始して、色々な人と出会いました。そこで解ったことですが、ディベートそのものが大好きな人は限りなくゼロに近いです。
それもそのはず、
3-1 調味料の意味
参加者の中にメインディッシュがあって、即興ディベートは、そのメインディッシュをより美味しそうに見せるためのツールでしかないのです。
- メインディッシュ-仕事の内容、仕事以外の活動、人生をかけて取り組みたいこと
- 調味料-メインディッシュをより美味しく魅せるための手段(伝え方・考え方)
例えば、フライドポテトはそのままでも食べられますが、ケチャップやマヨネーズをつけた方がより美味しく食べれます。マスタードでも塩でも構いません。
但し、ケチャップ・マヨネーズ・マスタード・塩をそのまま食べる人はいません。私くらいでしょう。(笑)
3-1-1 アカデミックディベートは調味料にならないのか?
あなた次第です。アカデミックディベートも調味料になるかもしれませんが、内容が濃すぎです。「ご飯とお好み焼きを一緒に食べる」「ラーメンとチャーハンを一緒に食べる」のレベルではありません。
焼肉とマグロの盛り合わせを一緒に食べるくらいのレベルだと思って下さい。理由については、先ほど説明したとおりです。
3-1-2 即興ディベートが調味料になる理由
では、なぜ即興ディベートは調味料になれるのかというと、ひとりひとりが既に持っているメインディッシュを有効に活用して議論を組み立てるからです。
つまり、あなたが、これまでの人生を通して経験してきたことです。学業・仕事・課外活動でも何でもいいので、ひとりひとりが持っているモノを活用しながら、議論を組み立てるからです。なお、ひとりひとりのもっているものを「リソース」と呼んでいます。※リソースの意味:資源・材料・・・等
即興ディベートは、そのリソースを有効に活用するための、調味料なのです。本当に使える知識・情報は、外にあるのではなくあなたの中に既にある、ということです。
アカデミックディベート論者は、個人の知識・経験を否定しますが、即興ディベートでは、ひとりひとりの知識・経験は歓迎されます。ここに両者の温度差があります。
3-2 即興ディベートに向いている人
2016年の即興ディベートワークショップに参加をして下さった人を見る限り、現在進行形で新しいことに打ち込んでいる人、は即興ディベートに向いています。
理由は3つです。
- 「新しいことを学びたい」という欲求が物凄く強い
- チャレンジをすることに対してストレス耐性がある
- 限られた時間の中でディベートをするか否かを検討している
ひとつひとつを説明しましょう。
3-2-1 「新しいことを学びたい」という欲求が物凄く強い
何らかの目的があるから、「新しいことを学びたい」と思うのでしょう。あなたにとってのメインディッシュです。
※必ずしも「新しいもの」である必要はありません。今の延長で目指しているゴールがあればOKです。
実際に即興ディベートワークショップの中には、「自分の職業はこれだ!」と人前で堂々と言える専門職の人が多いです。はじめからメインディッシュがあって、そのメインディッシュをより美味しく魅せるために、よい調味料を探して即興ディベートワークショップに辿り着いた人が殆んどです。
グッドチョイス!
3-2-2 チャレンジをすることに対してストレス耐性がある
「新しいことにチャレンジをする」「メインディッシュをもつ」---口で言うのは簡単かもしれませんが、いざやってみると大変です。
出る杭を打つのが日本です。参加者の方とは色々とお話をするのですが、結構皆さんコテンパンに打たれています。
- 「ディベートは難しそう」
- 「ディベートはハードルが高い」
- 「失敗したら凹むから」
という理由で、ディベートをすることに対して抵抗感を抱く人がいますが、出る杭タイプなのか打たれています。
ディベートの試合で相手から反論受けるくらい屁とも思っていません。「だって、ゲームでしょ。」とあっけらかんとしています。
4 まとめ
アカデミックディベート | 即興ディベート | |
---|---|---|
得られるスキル | リサーチ能力、情報収集力、学術的な論争力 | スピーチ力、即興力、自分の言葉で伝える力 |
事前準備 | 試合までの期間はたくさんする。原稿用紙200Pくらい | 全くしない。自分の言葉のみで伝える。リサーチは反則 |
一言で | メインディッシュ-ゼロから作り上げるようなイメージ | 調味料-既存のリソースを有効に活用するイメージ |
向いている人 | ディベートを極めたい人。ディベートそのものが好きな人 | 既に打ちこんでいるものがある人、忙しい人。 |
アカデミックディベートと即興ディベートは、「ディベート」という点では全く一緒ですが、こう見比べると全く正反対ということです。
私は、即興ディベートを推奨していますが、中にはアカデミックディベートの方が向いている人もいるということをお忘れなく。
以上、アカデミックディベートと即興ディベートの違いでした。