ディベートのルール3.人格攻撃は禁止-議論の中身で判断をする

投稿日:2016年8月30日 更新日:


ディベートのルール・禁止行為

「スピーチは黙って聴く」「明らかなウソは禁止」について説明したところで、次は「人格攻撃」についてです。もちろん、ディベートの試合ではルール違反です。たとえ人格攻撃を受けてもやり返してはいけません。倍返しなんてもってのほか。

今までディベートの試合中に人格攻撃をした人は見たことがありませんが、ややかすっているなー、と思った場面もあるので、そこらへんも含めて今回は人格攻撃についてお伝えしていきたいと思います。

 

はじめに

1.人格攻撃とは?

議論そのものではなく相手に対して直接批判をするような言動は全て禁止行為として、カウントされないばかりではなく減点対象になります。

1-1 明らかな人格攻撃

たとえばお仕事系のテーマで試合をしているとして、

「お前のような若造(わかぞう)に何が解る!」
「キミは働いたことがないからそんなことが言えるんだよ」

なんてのはNGです。

1-2 マウンティングも禁止

マウンティングとは、俺スゲーんだぜ!と権威付けすることですかね。

「コンサルタントをやっているから・・・」
「長い間色々と経験したから・・・」
「●●の専門家だから・・・」

もちろん、こんなのは評価の対象外です。

他にも、

「私は公務員です。政策についてはあなたより詳しい。」
「私は、英語の先生です。英語の話ならあなたより知っている!」

と主張しても、評価の対象にはなりません。

肩書をアピールするよりも、その現場で学んできたことを言葉にして伝えるべきです。

それができて初めての専門家ですよ。

 

2.即興ディベートは経験を語る場

即興ディベートの難しいところは、誰が言うかではなく本当に何をどう伝えるかの世界です。自分がこれまでに経験をしてきたことを言葉にしていくため、どうしても個人の経験が出てしまいます。

これはよいところでもあり、悪いところでもあります。

2-1 経験知×想像力×表現力=伝える力

即興ディベートの伝える力はこの3つで構成されています。

あなたがこれまでに経験をしてきたこと
あなたが現在、この場で想像していること
頭の中で考えていることを言葉にする力

よって、経験知がある人の方が即興ディベートは得意と言えばその通りです。ただ、人生経験が乏しくても、想像力で補うこともできます。足りない部分は、第三者の立場に立って想像をしてみるのです。

最後に、これまで経験をしてきたことを、今現在頭の中で想像していることを、どれだけ言葉にできるか?これが全てです。

2-2 この場で何をどういうかが全て

ディベートは、誰が言ったかではなく何を言えるかが全てです。ここが日常に議論と大きく異なることです。社会的な立場は関係ありません。

といより、ディベートの試合に持ち込むなら、そこからどんなことをこの場で言えるかが全てです。

同じ会社の平社員と部長が議論をしても、部長が「キミは会社のことが解っていないからそういうことが言えるんだ!」と反論をすることはできます。

但し!

部長が会社とはどういうものかを、部下よりも部下よりも伝えられなければ、私は部下の方に投票をします。(もちろん、部下の方が具体的に説明できたら、の話ですが)

だれが言うかではありません。何を言うかです。

3.ディベートのルール一覧

ディベートのルールについては以下の記事に全てまとめました。即興ディベートワークショップでは、全て以下のルールに従ってディベートをしています。

9つもルールがあって難しく感じるかもしれませんが、頭で理解するよりは実際にやってみると、「なんだ当たり前じゃん」と男思えるようなルールばかりなので、あまり身がまえないでくださいね。

お勧めなのは、頭で強引に理解しようとせずに、実際にやってみることですかね。

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