アカデミックディベートに向いている人

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6月に即興ディベートワークショップ参加者さんから、こんな指摘を受けました。

「木村さん、即興ディベートワークショップの集客をしたいのは解りますが、アカデミックディベートを批判しすぎなのでは?」

・・・はい、ちょっとやりすぎましたね。

その方は、この記事を読んだ方でした。

ディベート業界では、アカデミックディベートこそが本物のディベートで、即興ディベートなんて所詮お遊び!という風潮を覆したくて、ちょっとムキになっていた時期もありました。大人げないの・・・とうより確信犯でした。

アカデミックディベートと即興ディベートは違うだけで、どちらが優れているとか劣っているとかはありません。ここだけはご理解ください。

アカデミックディベートと即興ディベートの違い

さて、アカデミックディベートと即興ディベートの違いについて書いています。 元々、私は、アカデミックディベート出身者です。学生時代は、日本ディベート連盟・全日本ディベート教会に所属していました。そのとき ...

アカデミックディベートに向いているか?即興ディベートに向いているか?は人それぞれですね。

即興ディベートは、データを使えず完全に自分の言葉で論理を組み立てなければならないため、根っからの研究者気質の人には向いていないのが正直なところです。

もしもこの5つに該当するのなら、即興ディベートよりアカデミックディベートのほうがおススメです。

■アカデミックディベートに向いている人

  1. リサーチが好きな人!リサーチが苦にならない人
  2. ある程度時間に余裕がある人・作れる人
  3. 大学生(院生)、研究者、編集者・メディア系
  4. 資料集作成やデータの編集作成が好きな人
  5. 学術書が読める人(ビジネス本ではない)

コミュニケーションや会話を楽しめるより、情報を集めながらの論証プロセスそのものを楽しめるのなら、即興ディベートよりアカデミックディベート向きです。

加えて、ディベートそのものが楽しくて仕方ない!と思えたのなら、アカデミックディベート団体の門をたたき、本場のアカデミックディベートをすることをお勧めします。

本場のアカデミックディベートとは、大学のディベート団体が主催している大会で採用されている2立形式でのディベートです。

このスタイルです。

苫米地さんの「超人脳の作り方」で紹介されていたスタイルのディベートですね。
詳しくは、こちらで紹介しています。

ディベート1立制と2立制の違い&第二立論攻略

大学生からディベートを始めた人が夏ごろに知るのが、2立形式です。タイミングが良かったので、書きました。 2立制でのディベートを最後に行ったのが、アカデミックは25歳のとき。即興は、30歳のときに一度や ...

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運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

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