こんにちは。木村です。これでもブロガーの端くれです。この記事を書いている2018~2019年の時点では、50000~80000PVですね。
イケハヤさんのように100万PVをコンスタントに出しているわけではないので、トップブロガーと言い切るつもりはありません。
また、某SEOコンサル会社のように「SEO」というキーワードで、自分の記事を上位に表示させることはできないので、SEOのプロではありません。
それでも、SEOについてよく人から相談されていますね。
2017~2018年までは、FacebookやTwitterも使わず、また足で営業することなく、ディベートの記事だけで講座への集客ができました。2019年からは、エニアグラム講座のほうでTwitterを本格的に使うようになりましたが、ワークショップに参加をしてくだった方の多くは、ブログの読者で、そのブログも検索エンジン経由で知ってくださいます。
前置きが長くなりました。
今回は、Googleから評価してもらいやすい記事の書き方について、過去のサンプル記事を参考にしながらお伝えしていきますね。
細かいSEO理論の説明は割愛します。それは自分でなくても書けるので。
目次
1.比較検証記事が最強!
まずは、論より証拠。
2019年3月6日の人気記事を1~20位までまとめました。
ご覧ください。
1位:277ビュー、2位:110ビュー、3位:108ビューと、1日に3ケタのPVを集めることできます。そして、このTop20の記事の多くが、この比較検証記事なんですね。
比較検証記事とは?
通常の比較記事に検証を入れるだけです。
手法はシンプルです。
例1.毎日100PV以上稼ぐ比較検証記事
論理vs感覚-うう脳、うさ脳、ささ脳、さう脳の違いとは?
文系脳と理系脳は何が違うのか?議論の講師が語るコミュニケーションと考えの食い違いを全て解説 の番外編です。 拡散してください。 まず、この記事に訪問してくださり、ありがとうございます。 ディベートの講 ...
これはうう脳、うさ脳、ささ脳、さう脳の違いをまとめた記事です。
うう脳、うさ脳、ささ脳、さう脳
のいずれかのキーワードで1~3位をとれています。
これは、うう脳、うさ脳、ささ脳、さう脳の一行比較をして、その比較内容をドンドンと掘り下げていきました。
たった、これだけです。
例2.毎日80~200PV稼ぐ比較検証記事
文系脳と理系脳は何が違うのか?「考え方」「伝え方」編
こんにちは! 文系脳の木村です。今回のテーマは、文系脳と理系脳の違いについて解説をします。 どーも。デザイナーになろうか、エンジニアになろうか検討中です。 因みに、私は文系脳です。反面、お客様に理系脳 ...
理系と文系の考え方の違いですが、キーワードを絞って「脳」という言葉を入れました。
結果、文系脳でも、理系脳でも上位表示をゲットできます。
文系脳と理系脳をそれぞれバラバラに書くよりも、一緒に書いて、その違いについて比較するほうがGoogleウケが良いのです。
Googleが比較検証記事を好む理由
圧倒的なオリジナリティーを作れて、ユーザーエクスペリエンスを高めることができるからです。
SEOの話をするとキリがないので、細かい方法については専門のページをご覧ください。
1.ユーザーエクスペリエンスを高める
Googleは、「自分たちはユーザーの満足を高めるコンテンツを上位に表示させる」と公言しています。
では、ユーザーの満足を高めるコンテンツとは何か?って話ですねよね?
- ユーザーが知りたいと思っていることの、ひとつ先の情報
- 書籍や他のウェブコンテンツで紹介されていないこと
この2つだと考えています。要は、ユーザーが知りたいと思っていて、他のウェブサイトで紹介されていない記事があったら、それを書けばよいのです。
ラッキーなことに比較記事を書く人はいても、その比較した内容を検証して解説してくれるブロガーやサイト運営者はいないのです。
答えを与えればユーザーは喜びます。たとえ、それが一行の答えでもです。
しかし、その先の「なぜ?」に答える説明やもっと具体的な詳細を知りたいニーズはあります。そのニーズに応えるだけです。
2.オリジナルな記事を作りやすい
これは、先ほどお伝えした通りですね。
比較記事を書く人はいても、その比較した内容を検証して解説してくれるブロガーやサイト運営者はいないのです。
では、なぜ、この比較した内容を検証するブロガー・サイト運営者が少ないのか?
結論からいうと、この比較検証記事を書くのが結構大変だからです。複数の事柄を調べ上げてひとつのコンテンツにまとめながら、なおかつ各事柄の特徴や違いを書いていく必要があります。
詳しい内容については、次の比較検証記事の書き方で解説をしていきます。
3.Googleはアメリカ人?
これは持論ですが、Googleはアメリカ人です。正確にいうと、Googleのアルゴリズムはアメリカ人が作っています。
アメリカ人は、日本人と比べても論理で物事を考えることを好みます。その証拠に、海外サイトを見ると、日本語サイトと比べてテキストの量が多いのがわかります。(ここに文章量とSEOの関連性があります)
論理とは、正解・不正解を言い当てるのではなく、その正解・不正解にたどり着くまでの道筋のことですね。そして、今では商業的に使われているインターネットですが、元々は軍事から始まり、HTMLページの起源は、大学などの研究室で学者たちが情報交換をスムーズにするために作られたページだと言われています。
よって、ウェブページやSEOの理屈は、大学や研究室などでより多くの人から読んでもらえるような論文を書くことと同じなのです。SEOの被リンクも、どれだけ多くの人が引用をしたか?と一緒に考えるとわかりやすいですよね?
こう考えると、大学生ブロガーのほうが活躍している人が多いのも頷けると思いませんか?大学ではたくさん論文を書かされます。
理系はどうかわかりませんが、文系の世界では、ひとつの事柄を細かく掘り下げていくんですね。
大学によっては、そうしないとパクリだと判断されて、単位が取れないからです。
対して、社会人になると企画書を書くことが多くなりますが、企画書は要点を1行で書くことが多く、その一行を掘り下げて書くことはしないのです。
まとめる
- ひとつの事柄を論理的に掘り下げていくほうが効果的
- Google(のアルゴリズム)はアメリカ人である
- SEOに強い記事=企画系(書類系)よりもアカデミック系
比較検証記事の書き方
比較検証記事に書き方は、自分の意見をいったん外に置き、複数の事柄を第三者の視点で俯瞰してみるところから始まります。
例えば、あなたがAppleに詳しく、Appleの製品について記事を書きたいとします。
そして、その記事をApple信者だけではなく全てのスマホユーザーを対象にすると、やっぱりGoogleについても調べて、Apple製品以上にAndroidについて理解する必要があります。更に、両方の違いについて書きながら、どちらのほうが「より」いいのか?について客観的な考えを示す必要があります。
偏った考え方を押し付けられるとユーザーは嫌がります。
それなので、可能な限り客観的な事実や第三者的な視点で物事を解説していく必要があります。
まさに、自分vs自分のディベートをするような感覚ですね。
これは大変かもしれませんが、毎日記事を書くよりもはるかに効果的です。
なので、もしもあなたが毎日記事を書いてSNSで投稿しているのに効果が出ないことに悩んでいるのなら、記事の量産よりも質の高い比較検証記事を書くことをお勧めします。
1日で100アクセスが集まる記事が2つあれば、10000PVは余裕で超えます。
その時点でブロガーとしてはいいほうなのかと・・・(上を見たらキリがないけれど)