ディベートとディスカッションの違い-話す順番が決まっている

2017年2月11日


の記事の番外編です。
いい加減にしろよ!ってくらいディベートとディスカッションの違いについて解説をしていますね。

やっぱり、この2つの違いはご理解いただきたいと思っているので。

意外に知られていないかもしれませんが、ディベートの試合では話す順番が決められてます。

ディスカッションであればたくさん話をした人の方がその場では有利になりますよね。極論を言うなら、相手の話を途中で遮ってでも自分の意見をたくさん言えば勝てちゃうわけです。

ところが、ディベートでは、事前に話す時間、順番、役割が決まっているため、ひとりの人が一方的にたくさん話すことができなくなっているのです。

ディベートの仕組みや進め方を知るという意味でそこのところを重点的にお話をしていきます。

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はじめに

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1.発言・スピーチの仕方が違う

  • ディスカッション-特になし-意見があればその場で手をあげて発言。手をあげなくてもOK。タイミングは自由。
  • ディベート-時間・順番・役割が明確-自分の順番がまわってきたら、与えられた時間の中でスピーチをする。主張、質問、反論、まとめるなど事前に役割が決まっている。

ディスカッションの細かい進め方については割愛します。こちらの記事を参考にして下さい。

ディスカッションとディベートの違い-対戦相手がいるか

PublicDomainPictures / Pixabay 先ほどは、ディベートとディスカッションではテーマが違う、とお伝えしました。続いて、今度は選手の立場になって考えてみましょう。 ディスカッシ ...

もちろん、相手との間(ま)を読んだり、説明が上手にできていなくても、本当に何が言いたいんだろう、と察してあげる態度は大切です。

ところが、ディベートの試合ではそんなのは一切不要です。

2.スピーチの内容が全て

rawpixel / Pixabay

ディベートでは、事前に(対立形式の)テーマが与えられて、そのテーマの範囲内で自分たちの議論を組み立てます。その後は、肯定側の選手と否定側の選手が交互に自分たちの意見を論じていく形で進められます。

手をあげて自分の意見を述べるディベートもありますが、それだとたくさん話した人が有利になるため、お互いの持ち話す順番と持ち時間は一緒です。限られた時間の中でロジックとスピーチを組み立てて、その精度を競っていくわけです。

2-1 ディベートの流れ

基本は、「立論」という自分たちのたたき台となる議論を出すスピーチと「反駁」というお互いの立論を比較検証する形で進めていく2つのスピーチがあります。以下は、即興ディベートワークショップの流れです。

 

例えば、日本政府は小学校の授業でプログラミングを取り入れるべきか?というテーマがあるとします。

肯定側立論の最初の4分間では、プログラミングの授業を行うと、「よいことが起きるよ」と論じてい行きます。将来、子供たちが世界で戦える技術者になれる!としましょうか。対して、否定側は、プログラミング教育をすると、長い時間パソコンとにらめっこしているため、目にすごい負担がかかると論じていきます。

立論のタイミングでは、両選手は、自分たちのメリット(デメリット)を掘り下げて、どのようなシナリオを経て、メリットとデメリットが発生するのか?をできるだけ具体的に論じていきます。対して、反駁では、その論じた内容を元にお互いの議論で説明が足りていないことを突っ込んでいきます。

これを交互に繰り返していくわけです。

2-2 ディスカッションの流れ

これがディスカッションだとディベートのようにはいきません。

先ほどの「子供たちにプログラミングを勉強させるべきか?」ひとつをとって考えても、

  • どんなジャンルのプログラミングをするのが望ましいか?
  • 子供違がプログラミングの授業を受けるさいに、教える側はどのような態度で接するべきか?

など、子供たちがプログラミングの勉強をすると仮定して、その前提条件に沿って各自が同じ方向を向いて議論をしていくケースが一般的ですね。ディスカッションは、議論の内容よりも場の空気や雰囲気をコントロールする技術が求められますね。

rawpixel / Pixabay

どちらも楽しみ方はそれぞれですね。

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