「相手の立場に立って考えろ!」という人は自己矛盾している?

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突然ですが、誰かから「相手の立場に立って考えろ」と言われたことはありませんか?

仕事でも、プライベートでも構いません。とにかく、「相手の立場にたって考えろよ!」といわれたこと。

この記事では、「相手の立場に立って考えたら・・・」の意味について一緒に考えていきましょう。

目次

相手の立場ってなんだ?

いきなり相手の立場に立って考えろ!といわれても、おそらく頭の中がこんな状態になってしまうと思います。

「相手は何を考えているんだろう?」
「相手は何を求めているんだろう?」
「どんなことをしてほしいんだろう?」

と考えてしまいますよね?

恐らく、この記事にたどり着いたあなたは、心の中では相手の立場に立つことも、相手のことを思いやることも知っているはずです。

そして、できるだけ考えて、相手の立場に立って考えようと努めてきたはずです。

にも関わらず、誰かから「相手の立場に立って考えろ!」といわれて突き放されたのだと。。。

そして目の前がホワイトアウト・・・

犯人は「相手の立場に立って考えろ!」という人

この言葉って裏を返すと色々な意味があるなーと思いました。

この13文字の中には、よくよく考えると、こんな意味が込められているわけですから。

残酷な13文字

  • あなたは相手の立場に立って考えることができない人
  • 私は相手の立場に立って考えることができる人
  • 理由はあえて言わない。そんなのは自分で考えろ!
  • あなたはNG/私はOK

私も、かつてはこの言葉を投げられたことがありましたが、「お前のすべてを否定してやる!」みたいな気分になりました。

似たような人は結構いた

そして、最近は人の悩み相談を受けていると、同じようなことを言われて、物凄くヘコんでいる人にお会いします。

先日、即興ディベートワークショップに参加して下さった方も、上司か先輩か忘れましたけれど、「もっとお客さんの立場に立って考えたらいいよ」と注意をされたのか、そこら辺の欠点を克服したくてディベートに参加をしてくれたとのことでした。

確かにディベートをすると、逆の立場から物事を考える機会があるため、自分の考えとは逆の立場から物事を考える習慣はつくと思います。そこは保証します。

ですが、その方のお話を聴く限り、本当に考えるべきは、逆の立場-お客さんの目線-で物事を考えることではなく、その上司か先輩の言葉の意図を探ることだと思います。

なんで、その人は具体的に言ってくれないんだろうか?

この質問なんです。

なんでこんな曖昧な言い方をするの?と思ったことはありませんか?

色々と理由があると思うんですけれど、3つくらい理由が思いつきました。

理由1-その人が「相手の立場に立つ」ができていない

もしも、その人が相手の立場に立つことができれば、あなたの行動のどこが不適切だったか?どうすれば改善されるのか?をキチンと教えてくれるはずです。それがコミュニケーションだと思うんですね。

では、なぜ「相手の立場に立て」というのか?

その人自身が、あなたの立場に立てていないから、です。

言動がまったく一致していないタイプです。

理由2-注意した内容が間違っていたら怖いから口にしない

この手のタイプはちょっとずるいから厄介です。

何か注意をして、逆に反論されたり、自分が攻撃されること、嫌われることを恐れているのかもしれません。

いずれにせよ、意識が自分のほうに向いている時点で、あなたの立場に立てていないわけです。

あえてオブラートに包んだ言い方を好んでいるのかもしれませんが、「具体的に何をすればよかったのですか?」と質問をするのもありです。

お客さんにやったらちょっとヤバいかもしれませんが、、、。

このタイプの方とは距離を置くことをお勧めします。

逆に、多少厳しくても、ハッキリと物を言ってくる人とはできる限り仲良くするのもありだと思います。もちろん、これが怖いわけですが。

(私も、20代はこれが苦手でしたけれど・・・)

理由3-どうやって言ったらいいかわからない・・・

あなたの行動が気に入らなくて、
何か要求したいことがあるんだけれど、
どういう風に言葉にしていいかわからないから、

とりあえず「相手の立場に立って考えろ」というタイプ。

言い換えるなら、「私の立場に立って考えて・・・」という要求を、「相手の立場に立って物事を考えて」に置き換えているだけです。

このタイプはスルーするのがいちばんです。

逆に、質問をしないほうがよいかも

下手に質問した場合、へこませるか、最悪、逆恨みされるだけです。

たとえオブラートな口調で言っても

  • 普段考えていないことを考えろ!と要求される
  • 言葉にできないことを無理して言葉にさせられる

どんなに優しい口調で言っても、これは本人にとって拷問かもしれません。

大人になるとこれが顕著に出る

「頭の中で情報が整理できない」、「言いたいことを言葉にできない」は、その人に無能感を植え付けるからです。

例えば、30代向けのビジネスマナーの本や講座が人気なのは、30代になってもビジネスマナーに自信がない人がいるからです。

コミュニケーション系の講座が流行るのも同じ理屈化です。

根底にあるのが、「恥」をかきたくないんです

そして、「頭の中で情報が整理できない」、「言いたいことを言葉にできない」という感覚は、大人にとっては、現代人にとっては物凄く恥じなのでしょう。

でも、それを言葉にできないから、抽象的な言い方をする。その結果が、「相手の立場に立って考えろ」なのかもしれません。

とはいっても、「相手の立場に立って考えろ!」とだけ言われたらたまったもんじゃないですけれどね。

相手の立場で考える唯一の方法

ここ3年間ぐらい仕事をしながら、このサイトを作りながら、メールのやり取りをしながら、顔もわからない人とコミュニケーションをしながら、学んだことです。

それは、「相手の立場で考える」なんて発想そのものを捨てることです。

もっと言うなら、「相手の立場で考えろ!」なんて人に要求しない。

抽象的な言葉を抽象的な言葉で理解しようとするから何をしていいのかわからなくなっちゃうんです。

それなら、相手の立場で考えろ!なんて言葉はさっさと捨てて、相手に要求したいことを言葉にして伝える習慣を身につけること。

最後に

内容が抽象的過ぎて申し訳ございません。

これだけ書きながら、相手の立場を尊重することは大事なのは十分に理解しています。また、相手の立場に立って物事を考えて行動するように心がけています。

だからこそ、相手の立場に立て!なんて相手が聴いて困るようなことは基本口にしないだけです。

別にキチンと要求を伝えればわかってもらえますから。(好ましい答えが返ってくるかは別として・・・)

以上です。

あまり、この言葉に惑わされないでくださいね。

この言葉の使い手は、なんだかんだであなたのことを考えていないと思いますから。

理不尽な言葉をマジメに受け取らないように・・・。

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