6といえば、ダビデ星を想い浮かべる人が多いのでは?2つの表裏一体の三角形が重なり合ったイメージですね。タイプ5は遠い未来を見ながらも辺りをフラフラしがちですが、タイプ6は遠い未来を見上げながらも、そこに進む道は一直線です。
タイプ5の理想形と言えるでしょう。タイプ6には、必ずあるべき形が頭の中にあり、その道に進んでいきます。遠い理想を観ながらも細かいことも完ぺきにこなそうとします。完璧主義者なのです。
- 仕事・適職-裁判官・管理職・教師・ディレクター・脚本家・校閲
- 恋愛・異性-堅実かつ理想主義。相手にも自分にもストイックになりがち
タイプ6は、あらゆることにおいて完璧を求めます。ここでいう「完璧」とは、必ずしもテストで100点を取るレベルではなく、あらゆることに対して期待以上の成果を求めます。同時に、妥協を物凄く嫌います。
同じ芸術家でもタイプ1と6は極端に違います。タイプ1は、スタート時には物凄いエネルギーを出しますが、途中でトーンダウンしがちです。対して、タイプ6は作品ができあがるまでエネルギーを持続させることができます。一度やると決めたことは最後までやりとおすのがタイプ6です。
はじめに
タイプ6の目的・課題「理想と需要」
一見矛盾しているかもしれませんが、理想を実現したければ完璧を目指すのではなく不完全のものを受け入れる心の強さが大事だということです。
完璧を目指すことそのものが悪いことではありませんが、他人に対しても完ぺきを求めてしまいます。「完璧な人間はいない」ということを頭で理解していても、感情がついてきません。自分にも、相手にも今以上に素晴らしい成果を求めてしまいます。
仕事のみならず恋愛にも同じことが言えます。相手の理想に近づくために努力をしますが、相手に対しても自分の理想に近づいてもらうために努力を求めます。「ありのまま」を受け入れられません。
ニートに対しても厳しいです。パートナーが怠惰になったときに真っ先に批判します。ダメな姿をパートナーに見られるくらいだったら、姿を消すことも珍しくありません。
タイプ6の目的-不完全を受け入れ完璧を目指す
タイプ6がダメになるときは、「●●でなければならない」という思考です。結果、自分のゴールを現時点で満たせていないと、「私はなんてダメなの」と言い聞かせて、タイプ6は自分の殻に引きこもります。ダメな他人を許せない以上に、ダメな自分も許せません。
他人も自分も完全ではないという前提に立てません。程度差こそありますが、人は大人になるにつれて得意不得意が解ってきます。そうやって成長していくものです。だからこそ、あえて自分ができないことにも注目をするべきなのです。
不完全な自分を受け入れることこそが完全な自分に近づけると言い聞かせれる強さがタイプ6には求められます。