なぜ牧野つくしは、花沢類でなく道明寺を選んだか?

投稿日:2016年12月31日 更新日:


この記事は書き途中です。

ちょっとネタで書いてみました。ディベートと全く関係が記事ですが、案外とこの手のネタってディベートの題材になるんですよね。ディベートは、目の前の相手と議論をするのではなく、第三者の立場からより正しい正解を選ぶところにあるので。

もしもあなたが女子なら是非ともお勧めします

牧野つくしの立場になって、道明寺司を選ぶべきなのか?それとも、花沢類を選ぶべきなのか?とひとりで妄想してみてください。(笑)

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はじめに

1.花より男子とは?

[神尾葉子]の花より男子 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

amazon.co.jp

はい、これ。

  • 神尾葉子氏による日本の少女漫画作品
  • 出版社マーガレット-集英社)1992年~2004年まで連載
  • 部数-単行本-全37巻&完全版全20巻

少女漫画の王道を行く作品ですね。井上真央さん・松本潤さん、小栗旬さんをキャストにしてドラマ化もされました。

あらすじはwikiからそのまま引用。

裕福な生徒の多い学園に入学した貧乏少女「つくし」の奮闘の物語で、大金持ちの男子グループ「F4」を含む正反対な人達が生み出す差別によるいじめや対決、ギャグコメディも入った恋愛ストーリー。
集英社発刊の『マーガレット』の屋台骨として、長年に渡り根強い人気を博したが2004年にその連載を終了した。女性読者だけに限らず男性読者も多く、ファン層の年代も幅広い。

Wikipedia

はじめはアコギないじめや差別からスタートして、だんだんと甘い恋愛物語に。最終話に進むにつれて冒険ものへ?

色々あってハッピーエンド。

お互い素直じゃないのか、本当は好きなのにいつもケンカ。そんな2人の間を取り持つのが、F4のひとりである花沢類です。ただし、花沢類もつくしのことが好きで、時々略奪恋愛を図るわけです。

そんなソフトな三角関係を楽しめるのが花より男子だったりします。

さて、今回スポットを当てたいのは、2人の間にちょこまか入ってくる花沢類。その気になれば、つくしを奪えたはずだけれど、最後は道明に司にゆずる。

そんな花沢類のキャラクターについてみていきましょう。

2 花沢類とは?

  • 超優しい一途な王子様キャラ
  • 自分の世界観をもっている
  • 意外と、メンドクサイ一面がある

2-1 とりあえず、つくしのことを気にかける

栄徳学園のF4による支配といじめを目のあたりにして、ひとり屋上付近の階段で「ありえないつーの!」と叫ぶつくしをみていらい、何だかほおっておけない存在になりました。ですが、花沢類には、「静」という片想いの女性がいました。

確か、この辺りではつくしは類のことは好きだったのですが、ちょっと遠い存在。対して、道明寺とはケンカの売買をしながら、グッと距離が近くなる。そんな2人の間に入る花沢類。

この頃の類にとってつくしは、好き・嫌いは関係なく、傍にいたい・傍にいて欲しい特別な存在でした。恋人としてではなかったというだけです。

本人は気づいていないけれど、微妙な関係。(花沢類は案外と自分の気持ちには鈍感なキャラ設定なんですかね。)

2-2 花より男子リターンズ編

物語は花より男子リターンズに進みます。

花より男子1話では、司とつくしが付き合ってゴールインをしました。
これでハッピーエンドかと思いきや、花より男子リターンズではちょっと意外な展開に。

2-2-1 つくしと司が音信不通になる

仕事でニューヨークに行くことになった道明寺司。この頃、司とつくしは付き合っていました。ですが、音信不通になりました。

司のうっかり発言で、道明寺グループの経営が傾き、社内でリストラ開始。執事のひとりがビルから飛び降り自殺。実はこれは母親の陰謀。

そして、司は、道明寺財閥の御曹司としての自覚をもち、仕事モードになります。おまけに、他の女性とお見合いを始めます。もちろん、これも母親の陰謀。

2-2-2 つくしは過労で倒れてしまう

一方、つくしは、道明寺のことを信じていました。何かあったのかな?と真相を確かめるために、道明寺に会いに行くことを決意。

飛行機代をねん出するために、学校とアルバイトの往復。途中で倒れて入院。

そんなつくしを陰で見守っていたのは、やっぱり花沢類でした。

2-2-3 花沢類の略奪恋愛が始まる

そんな、倒れたつくしのお見舞いにきた花沢類。つくしが起きるまで手をつないでそばにいたりと。そして、入院中のつくしにキスをしました。

で、それを知った司はブチ切れるわけです。

2-2-4 つかさに一発パンチ

「おまえ牧野に何をした―!」とキレる司。「え・・・キスしたよ」とアッサリ答える。

殴りかかろうとする司に逆にパンチをお見舞い。

「牧野に何をした!はこっちのセリフだよ!」とキレ気味。

どうやら、けんかも道明寺より強かったみたいです。

2-3 でも、結局片想いのままで終わった

花沢類が身を引いた理由

ストーリーの設定では、司が自分の行動を顧みて、類のところに行き土下座をしたからです。「いや、司に牧野は任せられない」というのでしょうが、花沢類は違います。

不思議なことに、身を引きました。

では、なぜ花沢類は身を引いたのでしょうか?ここがポイント。

なぜ身を引いたか?

つくしのことは好きだけれど、つくしに幸せになってほしい。自分よりも司の方がつくしを幸せにしてくれる判断したからです。

ここら辺がアッサリしています。

「少女マンガの王道パターンなら、普通道明寺ではなく花沢類だろ!」
と思うのですが、どういうわけか道明寺。

さて、さんな理由です。

3.つくしが道明寺を選んだ理由

道明寺とつくしを結び付けたほうが、
読者からの共感がとれるから

ここら辺が、作者である神尾さんのストーリーを創りだす力ですね。以下、ここからは私の勝手な想像です。

3-1 花沢類とつくしをゴールインするシナリオも作れた

恐らく、神尾さんは、花沢類と牧野つくしがゴールインするシナリオも考えてはいたのでしょう。物語の進み方によっては、そのような展開も作れたかもしれません。

3-2 ところが、物語としては微妙

シンデレラであれば、お姫様と王子様が結婚して幕を閉じますよね。ただ、これは短編だから成り立つことであり、長編だったら、その先の物語も描かなければなりません。

もしも、ここで花沢類とつくしを一緒にしたら、その先の話を描くのが難しくなることは容易に想像ができます。もちろん、その先の展開を想像できる読者さんもいるかもしれませんが、物語のつじつまが合わなくなるんですね。

3-3 類は、性格上自己主張ができない

道明寺と花沢類の違いは、性格のわかりやすさです。

道明寺司は、

  • 言いたいことをストレートに伝える
  • 白黒、好き嫌いはハッキリしている

ため、キャラクターとしては非常に解りやすいです。サイグラムだと間違いなく、「行動」でしょう。

一方で、花沢類は、

  • 自分の世界観やペースを大事にする
  • その時の気分で物事を考える

非常につかみづらく、何を考えているのかが解りません。そこがよいところでもあり、悪いところでもあります。サイグラムだと「感情」をベースにした黄色ですかね。

自分の想いをハッキリさせるかどうかです。どちらかというと、アッサリ系です。

ストレートな自分の気持ちをぶつけられません。司やつくしが本気で思いを訴えても、「あ、そう、だから何?」とアッサリとした態度を取ると思います。

  • 他人は他人、自分は自分と割り切る
  • 自分だけの世界観を持っている
  • その世界観は誰にも侵されたくない

 

 

4 花より男子のコンセプト

ひとりひとりのキャラクターの価値観の違いやそこから生じる意見対立なのかなと思います。

エヴァンゲリオンに例えるなら、渚カヲルくんに近いですね。

4-1 「違い」を乗り越える力

花より男子は、社会の階級を如実に反映させた側面のある物語です。庶民である牧野つくしと御曹司である道明寺司が双方の違いを知り葛藤をしながらも、ぶつかり合い、次第に歩み寄るシーンが多々あります。

お互いの意見をハッキリと言葉にして伝えることができる牧野つくしと道明寺司だからこそ、できることです。

対して、花沢類はどうかというと、つくしの言葉を真っ向から受け止めて、自分の感情をストレートにぶつけることは苦手です。先ほどもお伝えしたように、話を濁したり、殻に閉じこもります。

4-2 花沢類は、「見守る」キャラとしては最適

これまでのお話をちょっとまとめてみます。

  • 類はヨーロッパ的キャラである
  • ヨーロッパ的なキャラは相手との違いをクリアできない
  • 違いをクリアできるキャラでなければ、恋愛物語は盛り上がらない

・・・・これまでは作者である神尾氏が、「牧野つくしが花沢類ではなく道明寺司」を選んだネガティブな理由でした。花沢類ファンの方、本当に申し訳ございません。

では、次に神尾氏が花沢類を2人の間を取り持つ役に選んだポジティブな理由についてもお伝えします。

 

 

 

 

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