ディベートで学ぶ-論理による説得と感情による納得の違い

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ディベートはロジック!恋愛はマジック!と意味不明なことを叫ぶ輩が数名います。

どこで教わったんだよ!と突っ込むと、「いや、言い出しっぺはあなたでしょ!」と反駁(?)されました。

思い出しました。(笑)

さて、今回のテーマは、ディベートはロジック!恋愛はマジック!

ではなく、論理による説得と感情による納得の違いです。

ディベートは、完全に論理による説得の世界で個人の感情とは切り離して行う!とお伝えしました。

そして、現実社会では正しいかと言われたらNGです。

「説得」と「納得」でググっていたら、中村一八氏の記事が参考になると思うので引用します。

「説得」の本質とは"わからせる"ことであり、「納得」のそれは"わかる"ことです。「また買いたい」とお客さまに思っていただくには、何よりも「納得」を与えることです。「納得」は自分の意思で結論づけたものなので、強い満足感が得られるからです。

http://www.newair.co.jp/column/specialcolum/persuasion.html

何だかその通りだと思います。

ディベートの試合では、「納得」ではなく完全に「説得」であり、どこまで行っても”わからせること”です。

なぜなら、ディベートの試合の場合、最終的にテーマの是非(試合の勝敗)を判断するジャッジには、「賛成/反対、好き/嫌い/共感した・しない」といった感情がないからです。

人の感情という曖昧な部分を完全に取り除いて、論理のみで議論を組み立てて、どちらの議論のほうが優れているかを第三者に決めてもらうのがディベートです。そこにゲームとしての意味があるんですね。

「え?そんなことして意味があるの?」と思うかもしれませんが、そこは人それぞれです。

少なくとも、「個人の感情」という要素をいちどリセットして論理のみで説明するトレーニングをしたければ、ディベートはあなたのお役に立てます。

ですから、こんな方にはお勧め

論理と感情を分けるトレーニングができている(したい)

論理のみで物事を考えられるようになりたい

 

 

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運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

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