「論理的」「ロジカル」という言葉が嫌いなディベート講師ですが何か?

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これ、先日の即興ディベートワークショップでヘルプで参加をしてくだったOさんから「木村ラップは『論理的』って言葉をあまり好まないので・・・」と言われました。

オイ!おっさん!ありがとうございます!

木村ラップは私のあだ名です。

ディベートはロジック!恋愛はマジック!
Do you remenber? 今はOctober!俺の恋は?ン何知らんわ!

をラップ調で歌ったら、ラップの天才といわれるようになりました。

即興ディベートもラップも言葉を操るものですからね。これくらいはお任せください。
さて、本題!

論理的やロジカル!といった表現が大っ嫌いなディベート講師の木村です。過去の記事から「論理的」「ロジカル」という言葉をドンドンとけしている最中です。いつ終わるのやら?

もくじ

即興ディベートワークショップの案内文では「論理的」「ロジカル」という言葉を使ってない

実際にこちらの案内文では、「論理的」という言葉はひとことも使っていません。論理やロジックという言葉こそ使っていますが、論理「的」やロジ「カル」という言葉は使っていないのです。

「論理的」&「ロジカル」という言葉を使わない3つの理由

1.自分で自分のことを論理的だと言いたくない

他のディベート講師の案内文を見ると「論理的」「ロジカル」という言葉を多用していますが、これは「自分は頭がいい人!」と言い張っているようなもの。そして、その人の文章の中に、自分は論理的な人、ロジカルな人という理由や根拠が全く示されていないこと。

ディベート講師が口にする、「俺は論理的だぜ!」という主張こそ、根拠のない主張なんです。

何も考えない人は気づきませんが、キチンと文章を読んでいる人は、そこを見抜いていますよ。

いつまで裸の王様をやっているの?

2.「論理的」「ロジカル」を判断するのは講師自身ではなくお客様である

そのまんまです。その講師が、論理的かロジカルか?を判断するのは講師自身ではなく、お客様なのです。そして、ディベートをすれば、論理的思考力やロジカルシンキングが身につくのかを判断するのもお客様です。

ディベート講師自身が、犬のようにワンワンと「ロジカルな思考が身に尽きます」「ディベートをすると論理的思考力が手に入ります!」と吠える必要はどこにもないわけです。

  • 自分がどんなことを教えることができて
  • 結果としてどんな価値を提供できるか?
  • それは本当のことなのか?

を自分の経験や言葉で説明をすればよいわけです。

逆に、この3つを説明ができずに、「論理的思考力」「ロジカルシンキング」「ロジカルな思考」とか意味不明な言葉を並べているディベーターさんは、正直アウト。

わからない言葉を連発している残念な人!って感じです。

そして、残念なことに、ここら辺をキチンと説明できないディベート講師が日本には物凄く多い・・・。

Googleの検索エンジンにもちょっとした悪影響があります。

論理的思考力やロジカルシンキング以前に言葉の定義の問題だよね?人を説得する力を教えている立場なのに、あなたが人を説得できていないよね?と突っ込みたくなるこの頃です。

自分のことが客観的に見えていないんだと思います。いずれにせよ残念。

3.「論理的」「ロジカル」の定義って何?

これがいちばん重要ですね。「論理的思考力」や「ロジカルシンキング」という言葉を多用しているディベート講師にありがちですが、おそらく本人はその言葉の意味が理解できていないのでしょう。

あるディベート講師に質問をしたときの答え

あのー、先生・・・さっきからロジカルや論理的という言葉を多用していますけれど、論理的思考力やロジカルシンキングはどういう状態なのでしょうか?

それは、論理やロジックで物事を考えられる状態ですよ・・・。

カレーを見たことがない人に、「カレーって何ですか?」と質問をしたら、「ご飯にカレーのルーをかけたものだよ」と説明しているのと同じ状態です。

こういうのを反復論理(トートロジー)と言います。いずれにせよ、出直してこい。

実は本人たちもわかっていない・・・

ディベート講師自身が、論理的思考力やロジカルシンキングの意味について解っていないのかもしれません。

だからこそ一見聞こえやすくて、馴染みのある言葉に逃げてしまう。これが、「論理的思考力」や「ロジカルシンキング」という言葉の正体です。この言葉を使っている本人の実態や実存がないんです。

結果、どんなにディベートのすばらしさを伝えても、「ロジカルなコミュニケーション」「ロジカルな思考」とか叫んでいるだけで、結果、伝わらない説明になってしまう。

では、あなたはどのように「ロジカル」「論理的」を説明しているのか?

根拠、主張、論拠の順番で考えられる・話せる状態
プラスアルファで裏付け、反証、強度の6つで分析できる状態

6つの言葉の意味については、トゥールミンロジックの記事で解説をしています。リンクは今度はります。Google先生から検索をしてくれると嬉しいです。

【根拠】事実やエピソード
【主張】本当に伝えたいこと
【論拠】根拠が主張をどれくらい支えているか?

即興ディベートワークショップでは、この3つをミクロな論理として教えております。そして、この論理で構成されたメリット・デメリットのことをマクロな論理と呼んでいます。

何が言いたいか?というと「論理的」や「ロジカル」という言葉を使わなくても、ディベートにおける「論理的」や「ロジカル」がどういう状態なのか?を説明できてしまうから、あえて「論理的」や「ロジカル」と連呼をする必要もないわけです。

逆に、「論理的」「ロジカル」と使ってしまうほうがリスク

「論理的」や「ロジカル」の言葉の意味が広すぎるため、お客様に誤解を与えてしまうリスクがあるからです。

例えば、真金税出身のコンサルタントが大好きなMECEやピラミッドストラクチャーですね。これらのフレームワークを使いこなせる状態が論理的やロジカルだと考えている方もたくさんいます。

もちろん、これは間違っていませんし、その通りだと思います。ですが、あえて

  • ディベートの世界における論理的
  • コンサルの世界における論理的
  • システムデザインにおける論理的
  • 経済学や統計学における論理的
  • ウェブデザインにおける論理的
  • 哲学や宗教学の思想における論理的

など、論理的の言葉の定義は物凄く広いです。

ひとくくりに「論理的」という言葉にまとめてしまうと、同じ言葉を使っているのにも関わらず解釈や定義の仕方がバラバラで結果としてお客様に誤解を与えてしまいます。

そのようなことは伝える側の人間としては失格なわけです。少なくとも、お金を頂いている以上は。

まとめ-「論理的」「ロジカル」という言葉を使う必要はない

最後にまとめです。

「論理的」や「ロジカル」という言葉に頼らなくても、「論理的」や「ロジカル」になれるとお客様に理解してもらうような説明ができること!それが本当の意味で論理的な人なのではないでしょうか?

繰り返しになりますが、論理・ロジックで考えることを好み、あらゆることを論理やロジックで考えるように心がけています。

しかし、それでも私は自分のことを「論理的に考えられる人間」「ロジカルシンキングが得意」とは言いたくはないということです。

それを判断するのは、私の文章を読んだお客様だからです。

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この記事を書いた人:木村なおき



ワードプレス専門のウェブデザイナー
ヘタクソな文章&アイディア勝負でアクセスを稼ぐの即興ブロガー。
1日10000文字に挑戦中。
■2015~2016年:即興ディベート講師&ブロガー
元・タダのディベート好き&ブロガー。2015年からブロガーとして活動。日本でいちばんアクセスが集まるであろうディベート専門のブログを作る。その後、即興ディベートワークショップ開催して顔出しせず集客に成功。副業講師

■2017~2018年:エニアグラマー&メディア運営
ディベートを使って何かできないかな?と考えて、性格類型やコーチングにハマる。エニアグラム専門のメディアを立ち上げる。翌年、エニアグラム専門のコーチとして独立。(開業届を出さるをえない金額を頂く)

■2018~2019年:個人様向けのホームページ屋さん
ブログっぽいサイトに限界を感じて、本格的にホームページ制作を学ぶ。専門家・専門職、個人事業主、女性起業家向けのホームページ屋さんに転身。現在は、講座運営とホームページ制作をお仕事にしている。将来が不安なので、隠れて転職活動をしている

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