- サイト(ブログ)でアクセスを集めたい
- ホームページで集客をしたい
- 自分たちの商品・サービスをひとりでも多くの人に知ってもらいたい
こんな気持ちになってホームページを立ち上げたものの、アクセスが全く集まらない!なんてお悩みはないでしょうか?
そこで初めて知るのが、【SEO】です。
はじめに-ひとりSEO思考
【序章】そもそもSEOとは?
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、いわゆる検索エンジンの最適化ともいわれています。
インターネットユーザーがGoogleやYahooなどの検索エンジンで、何らかのキーワードを入力したときに、ユーザー様の知りたいことを教えてくれそうなページを表示させてくれますよね?
これはユーザー側の視点です。
対して、ホームページ制作側は、どうやったら自分のページが上位に表示されるかを物凄く考えてページを作っているわけです。そこには様々な技術やノウハウがあるのですが、それはGoogle担当者にしかわかりません。
そんな正解がないSEOについてですが、ホームページ制作者がすることしたらひとつです。ユーザーが特定のキーワードを売ったときに、Googleから紹介をしてもらえそうなコンテンツを作ること。
そして、その考え方は、お店の店員と一緒です。この記事では、本屋さんに例えてこの後のお話を進めていきたいと思います。
1.よい本は、多くの人から読んでもらえる
なんだか、当たり前ですよね。ブログの記事やWEBコンテンツも同じことが言えるんです。
書籍でも雑誌でも、お客様が求めている質問に対してぴったりの情報を提供できれば、みんなから読んでもらえます。同じように、ユーザー様の質問や疑問に先回りして答えてくれるそうな記事はGoogleも評価します。
「よい記事って何だよ!」と思いますよね?
1-1 「知りたい」を満たしてくれるとは?
そもそもなぜ私たちは情報を求めるのか?そこについて考えてほしいのです。
特定の何かを知りたいからです。そして、それを知ることで、ユーザー様の中には何らかの変化があるからです。
私の場合は、これが【ディベート】や【即興ディベート】なんですね。
- ディベートは体験した頃がないけれど、ディベートの中身について詳しく知りたい
- ディベートは経験したことがあるけれど、何だかわからなかった。体系的なノウハウが欲しい
- ディベート実践者から名前の声を通してディベートを知りたい
という方を対象にして記事を書いてきました。ディベートの方法を教えている書籍やWebコンテンツはたくさんありますが、そのほとんどが教授や学者目線で、プレーヤーの視点を欠いているモノばかりだったので、その隙間を攻めていました。
1-2 検索エンジン=本屋の店員さん
本屋の店員さんも同じ考えです。
GoogleやYahooでキーワードを打つときも同じです。
あなたは何か「知りたい」ことがあって、GoogleやYahooにあるキーワードを入力します。そして、Googleは、あなたの「知りたい」にピッタリの記事を上位に表示させてくれるわけです。
なぜなら、GoogleやYahooも自分たちの検索エンジンを利用してもらいたいからです。
2.実例をお見せします
当サイトの場合は、ディベートに興味がある人を対象にしています。
最近は、ディベート以外のことにも力を入れていますが、とりあえずディベートという言葉をどこかで知って、ディベートがどんなものかを知りたい人たちですね。そして、ユーザーさんは【ディベート】というキーワードを入力してくれるわけです。
2-1 【ディベート】というキーワードで上位を独占
「ディベート」というキーワードを入力しただけで、【4位】にランクインされています。目指しているのは、1位ですね。即興ディベートワークショップに申し込んでくださるお客様は、GoogleかYahoo経由です。
FacebookやtwitterといったSNSを使っていなければ、広告も出向していません。セミナー紹介ページも全く利用していません。
GoogleかYahooでディベートと検索をしてもらって、検索エンジン経由で即興ディベートワークショップを知り、申し込んでくれます。
検索エンジンで検索をしてくれる時点で、ディベートそのものに凄く興味がある人たちだからです。
2-2 【1位】をゲットしたキーワードについて
こちらの記事→アカデミックディベートと即興ディベートの違い
アカデミックディベートと即興ディベートの違いを明確にするため、「アカデミックディベートと即興ディベートは似ているようで、全く違います!」という比較記事も書いてみました。
ディベートのジャンルです。日本でのディベートは、アカデミックディベートであり、私が教えているディベートは即興ディベートです。
すると、結果、両方のキーワードで【1位】です。
自分でもびっくりしました。
2-3 花より男子の記事も書いてみた
はい、この記事です。
花より男子のキャラクターである【道明寺司】【牧野つくし】【花沢類】のキーワードで記事を書いてみました。
結果、はこんな感じでした
【花沢類】と【牧野つくし】というキーワードで、Googleで1位を取っていますね。WEBマーケティングの先生からもこれは驚かれました。ここにはディベートならではの王道テクニックがあるのですが、今回は割愛します。
試しに【牧野つくし、道明寺司、花沢類】あたりで検索をしてみて下さい。
※この後に失敗してガクンと落ちました。過去の栄光です。苦笑
3.GOOGLEは本屋さん
Googleは本屋さんである!この前提を理解して記事を書けば、Googleはあなたの記事をドンドンと上のほうに表示してくれます。
その理由について2点お伝えします。
理由1 本屋さんはお客さんに来店してもらいたい
もしもあなたがこれから本屋さんを開くとします。まず最初に何を考えるか、というと、お客さんが買いそうな本を仕入れることだと思います。
国内での本の発行部数(年間)は、120万を超えるといわれています。流石に、全部の本を仕入れるわけにはいかないので、その120万から最も売れそうな本だけを仕入れます。さらに、お客さんから買ってもらえそうな本だけを店頭に置きます。
理由2 お客さんから本を買ってもらいたい
もちろん、店頭に置いたからといって、買ってもらえなければ意味がありません。だからこそ、多くの人が興味を持ちそうな本だけを目立つところに並べます。
本棚の高さにもよると思いますが、お客さんから見て目に留まるところですね。その本が自分の「知りたい」を満たしてくれる内容だと判断してくれれば手に取ってくれます。パラパラとページをめくって、その本が自分に合っていれば買ってくれます。
SEOを攻略する方法
個人様ができるSEOといえば、とにかく必要なこと・不要なこと、できること・できないことを取捨選択していくことです。
何らか明確な基準を設けて、あなたが現時点でできるSEO対策を進めてくのがベストかと思います。
私の場合、その基準が、
- ユーザーは、書店にいるお客さん
- googleは大型書店の店長さん
- キーワードは本の表紙のタイトル
なんですね。
この考えを持つと難しいことを考えずにSEOができるようになります。
1 お客さんは、情報を求めに本屋に足を運ぶ|googleを利用する
お客さんは、何らかの情報を求めて書店に訪れます。本が欲しいのではなく、本を読んで何かを得たいのです。
知識かもしれません。感情的な満足かもしれません。エ●本でもいいです。とにかく、本を手に取ることで、ハッピーになれると思っています。
しかし・・・どの本が欲しいのか?欲しい本を特定できていない状態です。だから、フラフラとしています。
だから、店員さんに、欲しい本について相談します。
- 「あのー、SEOについて勉強できる本が欲しいんですけれど」
- 「転職をしたいのですが、30代向けの面接対策の本はありますか?」
- 「ちょっと最近、●●のお肉が出ちゃって。ダイエットしたいんです」
- 「アイドルのA子ちゃんが写真集を出しました。今すぐみたいんです」
2 googleはユーザーの期待に応えないといけない
もしもあなたが店長さんならお客さんが何を求めているかを理解して、ピッタリの本をお渡しするはずです。もしくは、10冊くらいピックアップして、目の前にドーンと置く。
しかし、残念なことに毎日大量に入荷されている本を一つひとつチェックしているヒマはありません。マッハで速読して要点をなんとか抑えたくらい。あまりにも酷い内容だと、倉庫に返品(ペナルティー)
数千冊の本、全てに目を通して、お客さんにマッチした本を紹介することはできないので、
- お客さんが求めていそうな
- 本が置いてありそうな棚に足を運んで
- それっぽい本を10冊目の前に置く
という感覚でしょうか?本の中身は読んでないので、ピンポイントで本のタイトルを教えてもらわない限り、究極的にお客さんの要望にあった本を渡すことはできません。
とすると、頼るのは、本の表紙に書いてあるタイトルや説明文です。
3 見出しは本の表紙と考えればOK
googleが重視するのは、タイトルタグ、ディスクリプションタグ、H1タグの3つと言われています。
大事なのはタイトルとH1
この3つのタグの特徴は、googleに対して自分たちは「このようなサイトを作っています。」と伝えるようなものだと考えてみて下さい。
すると、タイトルタグが一番重要だと解ります。タイトルがない本なんて誰も手に取りませんからね。
ディスクリプションタグ、H1は、一昔前と比べて効果は軽減したという説がありますが、本の内容をより解りやすく伝えるためには必要なタグだと、個人的に考えています。
しっかりとキーワードを盛り込んでいます。
イメージとしては、
- ディスクリプションは、本の簡単な説明
- H1タグその本は、誰に向けて作られているのか?ちょっとした詳細情報
ですかね。
例えば、この本・・・そのままですけれどね。
SEOを意識した文章をWEBで書きたい人に向けて作られたことがタイトルから読み取れます。
表紙のタイトルは「SEO対策のためのWEBライティング実践講座」は、タイトルタグだと判定できます。背表紙に書かれているタイトルがクリティカルですね。
対して、下のカ条書きになっている5つの項目を見て下さい。
ザックリながらも、本の説明をしているので、ディスクリプションタグなのかな、と。似たような本は書店にはゴロゴロあるので、より詳しく説明することで、選んでもらえる確率はグンとアップします。
さて、H1タグはどこかというと、本書の右上の「常に成果を上げる感覚に頼らない76のテクニック」ですかね。
SEO対策を前提としたWEBライティングのテクニックを一つでも多く学びたい人をターゲットにして作られていることが推測できます。
すると、更にGOOGLEとしては、お客さんはこの手の本を求めているのでは?と判断するわけです。
と、このように本の表紙に書かれていることは、キーワードに埋め込む文章と変わらないということです。
余談ですが、私はSEO対策に困ったら、SEOの専門化よりも出版社で編集や販売の仕事をしている人に相談をするかもしれませんね。
どのような表紙にすれば売れるのかを知っているからです。
ついでに、
- h2タグやh3タグは目次ページ
- 文章量・コンテンツ量は、本の厚さ
- ソーシャルメディアの「イイね」の数は推薦の数
- 広告(PPC)は、裏金
についても説明していきましょう。
h2タグやh3タグは目次ページ
そんな感覚ですね。もしもクローラーの精度が上がっているのなら、目次ページにも目を通してくれるはずです。
ユーザーの欲しい情報が、そこに書いてあるなら読むでしょう。
文章量・コンテンツ量は、本の厚さ
薄っぺらい本よりも熱い本の方がよりユーザーが満足する情報が載っているのではないか?と考えますよね。
それと同じです。
たくさん読んでもらえれば、それだけ満足してくれた証拠なわけですから。
ソーシャルメディアの「イイね」の数は、推薦の数
より多くの人がイイねを押してくれれば、人気のある本なのかな?と目立つ所に置いてくれるわけです。つまり、上位表示。
広告(PPC)は、裏金
出版社の方から、お金をもらって、目立つ所に置いているだけです。
逆に、いくらお金を積まれても、悪質な本は目立つ所に置くとお客さんが嫌がるので、断ります。
アダルトコーナーもちゃんと作っていますからね。
まとめ
- タグとは本の表紙だと考える
- ディスクリプションは、本の簡単な説明
- H1タグその本は、誰に向けて作られているのか?ちょっとした詳細情報
- h2タグやh3タグは目次ページ
- 文章量・コンテンツ量は、本の厚さ
- ソーシャルメディアの「イイね」の数は推薦の数
- 広告(PPC)は、裏金
以上が、SEOについての基本的な考えでした。
ディスクリプションタグやH1タグは必要ないよ!という定説もあるんですね。決して間違っているとは思いませんが、SEO書店論を基準に考えると、ディスクリプションタグやH1タグを軽視する人は、本の表紙はタイトルだけで十分と言っているようなものだと思っています。
より解りやすく、的確に本の中身を伝えるためにあるにこしたことはない、ということです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
「答えになっていないよ」と突っ込まれるのを覚悟で書きましたね。ディベート、インプロ、WEBマーケティングは、誰かが用意したテキトーな答えを求めたりすがったりした瞬間に、負けです。
ありきたりの答えに疑う態度や自分だったらどのように考えて実践で活かすか?と思考錯誤の連続です。
その積み重ねが、インプロの技術を強化します。
SEO対策の考えも一緒です。SEO論者の一方的な意見やgoogleの動向に振り回されることなく、あなたの中で明確な基準を持って取り組む方がSEOの成果は上がります。そっちの方が楽しいですしね。長続きします。