こちらの記事の続きです。
経営学とMBAを一緒に説明しないでください!と批判を受けたので分けて書くことにしました。こちらの記事では、経営学は実践で役に立つの?という内容です。
以前、MBAプログラムを提供している財団法人で事務のお手伝いをしていたことがあり、ちょっと興味があって調べてみました。
ちなみに、私はMBAフォルダーではありません。学部生レベルです。時々、MBAフォルダーの人から勘違いされるのですが、私は、ただの学部生です。
マイケルポーターやコトラー、ミンツバーグあたりは読みましたが、本当にそんなレベルです。
それでも、ガッツリと3年間鬼ゼミで経営学の理論を叩きこまれて、プレゼン資料を作る毎日を過ごしてました。経営学についてはディベートよりも詳しいかもしれません。
以前に即興ディベートワークショップで、ユニクロ論題をしたときに、MBAフォルダーの人にビジネスディベートを教えたことはありましたから。
特別凄い知識を持っているわけではありません。そこのところは勘違いなく。
0 はじめに
1.MBAの動向をチェックしてみた
MBAWorldさんのホームページから興味深いデータがあったので紹介をします。
アメリカ留学する日本人留学生数(学部生、大学院生、語学留学など全て含む)は2000年以降大きく減少しています。この14年間で、46,497名から19,334名にまで約60%減りました。
引用:MBA WORLD
日本のMBA学生の数が減少している、という内容です。
1-1 データからはっきりとわかる
01年代から14年代にかけて日本では減少傾向になっているのがうかがえます。一方で、中国・インド・サウジアラビアあたりが増加していますね。
中国やインドの場合は、単に人口が多いからですかね。中国のMBA志望性が、国の援助なのか個人の資金なのかは今度改めて調べます。今しばらくお待ちください。
日本では、経営学を学ぶために海外に留学をさせるニーズが減少していますね。
1-2 日本でのニーズが低下した原因
この統計の出店元であるMBAワールドさんはこう分析していますね。
この背景には、日本人留学生は、大学の学部や英語語学学校へ通う学生の割合が多く、アメリカの大学院へ行くというスタイルが日本人の間では一般的ではないということがありそうです。この状況に、ここ数年の留学生減少傾向が重なり、今日アメリカへの日本人留学生数は、中国、韓国、台湾など東アジア諸国や、サウジアラビア、トルコ、イランといった中東主要国を下回っています。東南アジア諸国に抜かれるのも時間の問題となってきました。
引用:MBA WORLD
「この背景」とは、日本で海外に留学を志望する人たちが減少したことです。MBAワールドさんによると、「これは好ましくない現象」といっていますが、本当にそうなのでしょうか?
確かに本人たちにとっては好ましくない状況ですかね。(笑)