自分のタイプが解らない?エニアグラムの診断テストの限界点

2017年6月20日

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こんにちは、6月になってからエニアグラムの記事作成に勤しんでいます。各タイプの違いについては、7月までにまとめるので、今しばらくお待ちください。

診断テストだけは作りました。

時間があれば、JavaScriptを使って、本格的な診断テストを作りたいと思います。

いや、誰か作ってください。エニアグラムワークショップの参加費を無料にするんで。(切実)

各タイプについてもまとめました。

タイプ1
完璧を求めるもの

タイプ2
他者を助けるもの

タイプ3
達成を求めるもの

タイプ4
独自性を求めるもの

タイプ5
知識を探求するもの

タイプ6
慎重に行動するもの

タイプ7
楽しさを求めるもの

タイプ8
強さや力を求めるもの

タイプ9
平和や調和を求めるもの

 

ごめんなさい。リンクを張っていません。時間があるときにまとめて作ります。今しばらくお待ちください。

本当に待たせてばかりで申し訳ございません。

さて、今回ですが、エニアグラムの診断テストってどれくらい当たるの?どれくらい正確にできている?って質問です。エニアグラム初心者がものすごく気になるところですが、結論から言いましょう。

 

どんなテストを受けても、あなたがどんなタイプかは絶対に解りません。

 

なぜなら、私たちはテストの問題に答えるときに、多かれ少なかれバイアスがかかるからです。つまり、本来のあなたのタイプではなく、現時点であなたがなりたいタイプに自分を近づけようとする形で問題に答えてしまうんですよね。

例えば、本来はタイプ6もしくは9の人が、「私は、権力におびえるような弱い人間じゃない!」と自分に言い聞かせているとします。すると、そんな自分をタイプ8や1に近づけようとするエネルギーが働いてしまいます。

逆のケースもあります。

  • タイプ8→「私は、自己主張が強い人間じゃない。凄く他人を大切にするタイプだ。だから、タイプ8に見えるけれど、本当はタイプ2なんだ」
  • タイプ7→「私は、そんなにフアフアした人間じゃない。確かに、みんなの前ではフアフアしているけれど、一人の時は案外と静かだ。だから、本当はタイプ5なんだ」

と、このように心が安定していないときは、どうしても本来の自分ではなく、なりたい自分になろうするためペルソナが働いてしまいます。

※タイプ8のよい状態はタイプ2、タイプ7の良い状態はタイプ5だったりしますが。。。

 

私たちは、無意識のうちに本当に自分ではなく、ありたい自分に合わせてしまう!という悪い癖がある

そして、エニアグラムのテストにはもうひとつ大きな欠点があって、

あくまで自分のことをどう思っているかで判断をする

良くも悪くも自己評価の世界なんですね。

タイプ1~9までの性格の特徴を知って、自分を客観的に考察するトレーニングを受けている人ならエニアグラムを使いこなせるのかもしれませんが、ほとんどの人がこれができていない。

なので、もしもエニアグラムのテストを受けるときは、次の2つにチャレンジをすることをお勧めします。

  1. 小学校・中学校・高校の時はどうだったか?
  2. 会社・職場・今の部署ではどのタイプが近いか
  3. 恋人や家族といるときは、どのタイプなのか?
  4. 20歳の時にはどのタイプだったか?
  5. 現在のタイプと比べて何が違うか?

色々な側面から自分を検証してみてください。エニアグラム、サイグラム、ソウルナビゲーションの本などでは、ペルソナの理論が語られていますが、よくよく考えるとペルソナもあなたの中のひとつだったりします。

なぜそのペルソナを選んだのか?という選択そのものがあなたの性格や資質を表しているわけですからね。

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運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

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