最近、転職希望者から転職の相談を受けたります。先日のワークショップでは、ディベートを学ぶはずが転職のあるある話で盛り上がりました。
そのまま転職をテーマにしたディベートの試合でもしようと思ったのですが、その方からのリクエストが「死刑論題」でした。
正直、謎です。(笑)
はじめに
1.ハローワークってどんなところ?
ご存知の方はご存知かと思います。お国が運営しているあのサービスですね。雇用保険(失業保険)の手続きとお仕事紹介をメインに行っています。あと、職業訓練校の紹介ですね。
求職希望者の方にとっては、何ともありがたいサービスですね。しかし、タイトルでも述べた通り、求人紹介の機能にいくつか問題がありますね。今回は、そこら辺を厳しく指摘したいと思います。
2.ハローワークを利用した経緯
2014年の夏ごろにSEをやめたときのこと。無職(ニート)の期間が2か月以上出来てしまい、仕事の感覚をつかむべく夏から秋はデータ入力&コールセンターでアルバイトをしていました。それなりに時給がよく都内に足を運ぶ機会もあったので。
その仕事はやめて11月から転職活動を開始。その時はハローワークのサービスを使うことについてはやや消極的でした。理由はサッシの通りです。ただ、失業手当をもらうためには2-3回ほど就職活動をせねばならず、ハローワーク経由で書類を一枚提出することになりました。
すると、システムエンジニアとしてヘルプデスクから業務設計まで経験ができる面白い案件が目の前にありました。
2-1 案外と掘り出し物もある
ハローワークのお仕事を隅から隅までチェックしましたが、案外と掘り出し物もあります。求人票を見た限りですが。ネットなんかでは、「ハローワークの案件はブラックしかない」と決めつける人がいますが、これは間違っています。
確かに、ブラック企業のような案件もたくさんあります。比較的多いほうかもしれません。民間のエージェントと比べて、求人を提出している企業をすべてチェックしているわけではなりですからね。ですから、ハローワークにはろくな求人しかない、と思ってしまうのでしょう。
確かに、最低賃金ギリギリの案件もたくさんありました。みなし残業が50時間以上で手当が4万以下の求人もありました。ちなみに、その求人は、基本給が149,000円でみなし手当てが39,000円でした。おまけに、みなし残業は50時間まで。
一か月の労働時間が160時間だとして、+50時間。210時間。総支給が188,000円ですから、自由に換算すると1000円を切っています。確かにこのような案件がゴロゴロあるのがハローワークですが、検索機能を上手に使えば掘り出しものもあります。
なお、私が、たまたま見つけたのが、8時間労働、総支給35万円。職種はヘルプデスク+エンジニア+業務設計でした。
2-2 掘り出し物が見つかる理由
別にこれは珍しいことではありません。その会社がたまたまハローワークにも求人案件を出していただけです。ポイントは、ハローワークに「も」です。リクナビとハローワークに併用で求人を出している会社は結構多いです。