Facebookユーザーの「情報=お金」論が気持ち悪い件

2017年1月2日

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最近、FACEBOOKを開くと、リアルでは全く面識のない人がお友達になっていて、その人が毎日のように投稿をしてきます。

その人は一攫千金系のビジネスをしているのか、決め台詞が、情報はお金だ!です。

ホリエモンに憧れたのか、与沢翼に煽られてネットビジネスの残党かはわかりません。

与沢さんのブームは、2014年前半でとっくに終わったのに、まだその洗脳が溶けない人がいるみたいですね。

過去にネットビジネス関係の人にも、ディベートを教えていた経験があったのか、その名残りなんですね。

 

即興ディベートワークショップ2019

はじめに

1.情報=お金・・・バカじゃん

  • 良質な情報はお金に変えることができる
  • 価値がある情報を与えれば儲かる

とりあえず、良質な情報の意味をしっかりと自分の言葉で定義して下さい。

誰でも発信できるコピペ記事を毎日投稿してもしつこいだけです。

1-1  毎日同じことを繰り返すのは正解ですが・・・

確かに毎日同じことを繰り返すのは、テクニックとしては有効です。実際に、テレビCMで行われているようなプロパガンダ的な宣伝は大体このパターンからね。

しかし、これも大企業が計算に計算を練って行うから効果がある手法です。

1-2 無名の個人がやると絶対に失敗する

Facebookユーザーの多くは何かを購入したくて、Facebookを利用しているわけではありません。
そもそも文章をゆっくり読む文化もありません。

稀にドンピシャのタイミングで読まれても、それは数秒だけ。

その数秒は良い出会いかもしれませんが、その記事を読みたいがために再度訪問する可能性は限りなくゼロに近いです。

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2.自己啓発系記事NG

どこかのネット企業スクールにいって情報発信の仕方を教わったものの、実績として誇示できるネタがないから万人ウケするような自己啓発ネタに走るのですが、これが逆効果。

うっとうしい

Erdmann-Crew / Pixabay

「あなたはどんだけ自分が好きなんですか?」と読者から冷ややかな目で見られていることが想像つきます。

3.そもそも価値がない

価値ある情報を発信しましょう、と語っている本人がいちばん価値のない情報発信している。

もしここで本当に価値がある情報を発信しましょう、と言いたければ、その記事で本当に価値があると思ってもらえるような情報を全て発信するべきです。

あなたのやっていることは、価値ある情報発信しましょう、という言葉を毎日のように呟いているだけです。

価値にある情報を一切発信していない(厳密には、できない)本人が、価値のある情報について云々と語っても説得力がゼロ。鬱陶しいだけです。

もちろん、本人も自覚しているはずです。

価値がない情報しか発信できないから、
Googleからは相手にされない。

強引に呼んでもらうために
FACEBOOKで必死に投稿している

いくつかの、イイねをくれるのは同業者ばかりです。
無駄なコメントをしあうだけのFACEBOOK上のつながりを、
コメントゾンビと呼んでいる知人がいました。

その投稿には受けてイイねとシェアしましたね。

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4.結論-FACEBOOK集客は自分の価値を下げる

たぶん、高額のマーケティングセミナーに行って、大金払ったから後には引けないと思っているんですね。

とりあえず、ご愁傷様。

さて、ここらかはちょっとした提案です。

5.提案-検索エンジン対策をしてみては?

もしも集客をしたいのなら、FACEBOOKで集客することはおススメしません。自分でサイトを立ち上げるか、ブログを開くなりして、検索エンジンから人を集めるたほうが良質なお客様に出会える機会が圧倒的に増えます。

なぜなら、本当にあなたが発信する情報を求めている人だけが、自ら訪問してくれるからです。

私でいえば、ディベートです。

SEO対策はしていますが、そんな難しいことをしているわけではありません。

大体、次の2つです。

  • 1.「ディベート」という言葉を知っている人・聴いたことがある人に向けて中身を具体的に解説する
  • 2.コミュニケーション、ビジネス、心理学、経営戦略論の分野をディベーターの切り口で解説してみる

結構うまく行ったのが、2番目の「ディベート以外の分野をディベーターの切り口で解説する」ですね。この2つをしているだけで、自然とユーザーが訪問してくれて、ディベートに興味をもってくれて、そのうちワークショップに申し込んでくれます。

もちろん、全員が全員ではないですがね。

6.FACEBOOKも使っている・・・けれど・・・

お友達に向けて即興ディベートワークショップの出来事を淡々と伝えているだけです。

もちろん、活動内容をアピールします。自分のワークショップを宣伝します。

でも、それらの殆んどの目的が、新規獲得のためではなく、参加をしてくれたユーザーの価値をあげるためです。

  • 【誤り】「オレ、こんなすごいワークショップを運営しているんだぜ!どうだ!参加したいだろ」
  • 【正解】「本日は、Aさんという方が参加して下さいました。はじめてのディベートで緊張したかもしれないけれど、本当に頑張って活躍してくれました。お疲れ様です」

ぐらいの感じです。

参加者がFACEBOOKの場でみんなからよい評価がもらえれば、それで満足って感じですね。てか、その為の記事投稿です。逆に、リピーターを増やそうとか、新規顧客をゲットしようとかはあまり考えていません。

変な下心は見透かされるし、露骨な宣伝をすればするほどソーシャルな場では嫌われますからね。

たぶん、よい情報ってこういうところから来るんだなーと感じるこの頃です。

では、長々とお付き合い頂きありがとうございます。

 

 

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運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

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