与え上手は最後に得をする!ってことですね。
サービスは、相手の期待を上回るレベルですること。パニックになるくらいがちょうどよいです。
大きなリターンが返ってきます。
リピーターになるお客様は増えるのは、払ったお金以上にリターンが返ってくるからです。
だから、一人あたりの単価が物凄く高いのです。
返報性(へんおうせい・へんぽうせい)の法則とは?
読み方はどちらでも構いません。
私は、へんぽうせいと呼んでいます。舌を噛みたくないからです。
人は何かを受けとるとお返しをしたくなります。「何らかの形でお返しをしないといけない」と恩義を感じてしまいます。
あなたもこんなことは耳にタコができるほど聴いたかと思います。
ところが多くの人が実践できていません......。なぜでしょうか?
見返りを求めすぎ!
ビジネス・プライベートに限らず、新しく何かをはじめたときは、色々な人の強力が必要です。
しかし、相手から何かをしてもらおうと思っても、中々人は動いてくれません。
人から動いてもらおう、なんて思わないことです。
ディベートに興味がある人や論理的思考力やスピーチの技術を身につけたいと思っている人に対しては、まずは無料でノウハウを教えます。
- 有料コンテンツをタダで配る
- 格安のセミナーを開いて招待する
- 興味を持ってくれた人に対しては個別フォローを行う
と、自分の計画は後回しにしてでも「相手に与えまくる」ことを徹底して行います。
どうやったら相手から信頼してもらえるか?
どうやったら1円でも高く商品が売れるか?
どうやったら気になる相手から振り向いてもらえるか?
と日々考えて、せっせと情報収集をしている人がいますが、考えを巡らせているだけで一向に答えなんて出てきません。
先に相手に与えることからスタートして下さい。
googleの評価も上がるので、上位に表示されるようになります。
与えることそのものプラスになる
与えるときは徹底的に!無料で、見返りを求めずに。
「え・・・損をするのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
人から喜ばれたい、感謝されたい、役に立ちたい!という一心で与えることで、結果、あなたにもプラスになります。
スキルアップですね。
私自身、ディベートのスキルがグンと伸びたのも、誰かにディベートを教えたときでした。
お金はもらっていません。ただ、いい勉強になったな、と思っています。
知人の職歴書を書いたこともあります。気付けば、自分の職務経歴書も書けるようになりました。
SEOやコピーライティングも同じです。学んだことを誰かにシェアしただけです。
それをするだけで、相手にも感謝されて、あなたのスキルもグンと伸びます。
もっと嬉しいこともあります。
相手が何を求めているのか、自然と解ってきます。
マーケッターたちが血眼になって調べている見込み客のニーズです。相手が何を求めているのか?の答えです。
これが手に取るように解ってきます。
与えるのが下手な人ってどんな人
「多くの人から感謝されたい」「もっとみんなの役に立ちたい」「自分よりも相手のことを考えるべきだ」と口ではいうものの、それを行動に移せる人は少ないです。
特に、楽して得をしたい!と頭の中で考えている人ですね。ケチな人、心がさみしい人。
もしくはリアルタイムで相手から何かをしてもらうことを求める人。
残念ながら何かをしてあげても、リアルタイムで相手から感謝されたり、お礼の言葉や金銭的な対価が返ってくるわけではありません。
なので、ちょっとつらいけれど辛抱して下さい。
それでも、まず最初は与えることに徹すれば、自然と感謝・尊敬・信頼を勝ち取ることができます。別にそのときに感謝されなくても、素っ気ない対応されても、後々になってあなたがしてあげたことに気付いてくれて、感謝されることもあります。
有益なコンテンツを無料で提供すればお金は後からついてくる
情報商材が売れる理由って、実はこれだったりします。「詐欺だろ!明らかに!」と批判されたりしますよね。実際にそうですが・・・。
ですが、そう決め付けるのはまだ早い。
なぜ高額の商材が売れるかというと、販売者たちは、教材を高額で販売する前に、無料でコンテンツを配っているからです。先に与えるものを与えまくっているんです。ある意味、返報性の原理を「上手」に使っているからなのでしょうね。
- お金の儲け方を知りたければお金の儲け方を無料で教える
- 恋人の作り方を学びたければオシャレの方法や出会いのある場所を教える
- 健康の悩みがある人に対して、医学的なノウハウを提供する
相手が満足するまで、与えることに徹しています。そこで完全に満足をしたり、お腹がいっぱいになる人は商品を買わないのですが、中には超欲張りで何を受け取っても満足せずに、「もっと教えて」「もっと頂戴」と新しいノウハウを欲している人がいます。
そういう人達がお金を払ってまで商品を購入します。
最初に相手が求めている情報を片っ端から与えているからです。セミナー映像・テンプレート・自身の実体験と相手が求めているものを先に察知して、相手が満足するまで徹底的に与えているのです。
ですから、「え・・・そんなことをしたら誰も何も買ってくれないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
もちろん、悪いことではありません。最後に儲かるのは販売者ですが、販売者は相手に与えるためにそれ相応の努力をしているわけですから。
お客さんによっては、「相手にお礼がしたい」という気持ちになってお金を払うケースすらあります。
返報性の原理を上手に使っていますよね。
お客様は満足をすれば高いお金を払う
これまでは「与えろ」「与えろ」と訴えてきましたが、与えてばかりで1円も受け取らなければ、それはビジネスではなくボランティアです。受け取るときはシッカリと受け取る!受け取り上手に放って下さい。
カッコつけて遠慮しないように。受け取るものは、感謝をこめてしっかりと受け取らないといけません。
サービスを徹底的に与えて、受け取るものはシッカリと受け取る!まさに鉄板のビジネスモデルです。
まとめ
はじめのうちは徹底的に与えましょう。相手が喜ぶくらい与えましょう。相手が驚くくらい与えましょう。「もっともっと」と思わせましょう。それくらい満足させろ!ってことです。そして、受け取るときは遠慮なく受け取りましょう。
あなたのサービスの価値・質も上がりますし、相手も喜びます。あなたが望んでいるものは必ず返ってきます。そのときは受け取りましょう。悪いと思ったら、更に与えればよいのです。この繰り返しが、あなたの成長にもつながります。
何よりも、相手に何かを与えて喜ばれる瞬間って自信につながりますからね。
これ結構大事ですよ。