さて、記事:「碇シンジは、ダメキャラ?能力&人間力が半端ないだろ!」の続きです。
学業やスポーツ、その他の文化活動を見る限り、碇シンジは凄くハイスペックな人の条件に当てはまっていると思ったのは私だけでしょうか?
その理由を簡単に説明しますね。
目次
1.碇シンジの能力
エヴァの世界ではなく、もしも碇シンジと同じ中学生だったら、碇シンジはどれだけ将来有望な人材なのかを考えてみました。
1-1 学業:勉強ができる
マグマダイバーのときに、学校の成績が悪いことをミサトさんから指摘されましたが、エヴァのパイロットと学業を両立するのは結構ハードだと思います。
それでも、漫画で見る限りでは、成績は良いみたいです。なんやら最終話では高校から推薦枠をもらえて、東京に行くことになりました。同級生からも、「ちょっと頭がいいからって・・・」と言われています。
おそらく、自頭が良いのかもしれません。
いや、それ以前に教われば何でもできるようになるタイプなのかもしれませんね。
それを裏付けたのが次のスポーツです。
1-2 スポーツ:案外とできる
シンジや、野球部、サッカー部、バスケ部に入っているわけではないので、運動神経こそ確認できませんが、かなり良いほうだと思います。
「瞬間心重ねて」で、第7使徒イスラフェルを倒すため、シンジはアスカは使徒のコアを同じタイミングで攻撃せねばならず、そのためには完璧なユニゾンが必要とのこと。
ダンスをしたことがある人なら解るかもしれませんが、隣の人とピッタリと呼吸を合わせて踊るのは至難の業です。ですが、シンジはわずか1週間程度でそのダンスをやってのけました。
碇シンジは、性格的に謙虚なところがありますが、レイとアスカと呼吸を合わせてダンスができたという点では、運動神経そのものは評価できるかと。
1-3 文化的素養
純粋に楽器が一つできるのは凄いことかと。私はできません。
1-4 家事もできる
葛城家の家事は、料理、洗濯、掃除を含めて全部碇シンジが引き受けています。14歳でここまでできるのは凄いことかと。
ミサトさんもアスカも家事はやりませんからね。
自分一人だけの家事なら、楽だし、やりたくなければやらないで済むかもしれませんが、他人と生活をしていたら別。家事って片手間でできる仕事ではなく、本当に大変です。
2.まとめ:ハイスペックだろ
庵野監督にとって、碇シンジは地味で臆病者のアンチヒーローキャラのようですが、細かいところを見ると物凄い家庭的でおまけにハイスペックであることが解ります。
2-1 女子は放っておかないよね?
ちょっとナイーブで頼りないところがある碇シンジですが、見る目がある女子なら絶対に放っておかないはず。
確かにカヲル君や加治さんはカッコいいかもしれませんが、やっぱり身を預けるにはリスクが高いキャラかと思います。(確信をもってYESといえないためつらい)
その点、シンジくんは凄く人を大切にしそう!
2-2 何よりも素直
カヲルくんや加治さんは自分の世界にどっぷりかもしれませんが、碇シンジの凄いところは相手の期待に応えようとするあたりですね。サラリーマンになったら一発で出世するタイプかもしれませんね。
3.碇シンジのまとめ
エヴァが放映されたのは、95年代です。当時の作品の主人公は王道のヒーローばかりでした。
2000年代後半になり、「〇〇男子」といった男子の細かい特徴が、長所としてクローズアップされるようになりましたからね。
もしも、エヴァンゲリオンが2000年代後半にエヴァが放送されれば、碇シンジは将来有望な男子キャラにランクインしていたかもしれませんね。