セミナーとワークショップの違い

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加

ところで、ワークショップって何ですかね?

はい、ごめんなさい!ボケました。

即興ディベートワークショップをはじめて2回目くらいの頃です。

ある参加者の男性から、ワークショップって具体的にどんな形で進めるんですか?と質問を頂いたことがありました。

「セミナーのように一方的に聴くだけではなく、
ひとりひとりが積極的に参加できる学びの場。。。」
と答えてみました。

そしたら、
「あー、アクティブラーニングのことですね」
という答えが返ってきました。

(ん・・・アクティブラーニング・・・主体的に学んでいる・・・)
はい。そうです。アクティブラーニングをする場です。

と即興で答えました。

そうですね。ディベートは、言ってみればアクティブラーニングの王道ですからね...。

「は・・はい。あはは」
と和やかにスタートした即興ディベートワークショップ。

即興ディベートワークショップ2019

はじめに

1.セミナーとワークショップの違い

ワークショップがどういうものなのかを理解するために、セミナーと比較をしながら、この先の話を進めます。

まずは、ワークショップの意味からです。

1-1 ワークショップとは?

早速、wiki先生に相談。

ワークショップは、学びや創造、問題解決やトレーニングの手法である。参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラーとなっている。

Wikipedia

自ら参加をして何らかの体験を通じて学ぶ体験型学習を指しますね。

即興ディベートワークショップも、「ディベートの試合を行う」という体験を得られる点では、ワークショップと十分に言えるでしょう。

加えて、

workshopとは、本来「作業場」や「工房」を意味するが、現代においては参加者が経験や作業を披露したりディスカッションをしながら、スキルを伸ばす場の意味を持つようになっている

Wikipedia

本来の意味は、「工房」みたいですね。元々は、工作や美術の講座などで使われていた用語のことです。

その言葉が発展して、現代ではみんなで参加をしてその場を作っていく、という意味になっている感じがしますね。

1-2 セミナーとは

対して、セミナーとは、誰かの話を一方的に聴くだけです。

有名人や著名人が前に立ってあるテーマについて話をして、参加者は座って、その人の話を聴くだけです。

学校の授業に近いですね。

その点からすると、講演会もセミナーと言えるでしょう。

1-3 ディベートとワークショップの相性が抜群

「ディベートの試合をする」だけだと本当にディベートの試合をしただけで終わるので、みんなでディベートのテーマから議論の進め方まで作るという要素を盛り込んでいます。

運営している自分がいうのもあれですが、本当に数分後の展開が読めません。。。

その場で起こったことにとっさに対応しなければならないのため、本当に即興力のトレーニングになります。

もちろん、その方が楽しんですけれどね。

 

即興ディベートワークショップ2019

2.【暴露】案外と適当だった・・・・

もう時効だから、お許しください。

2016年4月に即興ディベートワークショップをはじめたころ、「ワークショップ」の意味についてはわかっているようでわかっていませんでした。

その証拠に、レターのURLも【about-debate】になっています。本来なら、【debate-workshop】にするべきだったのに・・・。

2-1 「みんなでディベートをする」がコンセプトだった

即興ディベートワークショップをはじめたころは、ディベートは、【ゲーム】【遊び】【楽しむもの】と考えていたのか、あまり【学ぶ】という意識がかなり薄かったです。

  • みんなで即興ディベートの試合をする
  • みんなで試合の判定や講評をする
  • 【教える&教わる】の縦関係を作らない
  • 講師のように偉そうに上から教えない
  • ひとりひとりの【知りたい】に120%応える

良くも悪くも【自由であること】を大切にしていました。ディベートの魅力は突き詰めると、トコトン自由に物事を考えられることですから。(一定の条件さえ満たせばの話ですが・・・・)

2-2 ワークショップに辿り着いたのは【たまたま】

講座の名前を決めるのは本当に考えましたね。

  • 「セミナーや勉強会」・・・言葉が堅すぎですね。(笑)
  • イベント・・・完全にお遊びみたいですからね(苦笑)
  • アクティブラーニング・・・即興ディベートアクティブラーニング講座!!なんじゃそりゃ!

悩んで末、会社の上司に相談をしたら、「それならワークショップという言葉がいいんじゃない。」というアドバイスを頂き採用しました。

はい、採用!って感じです。

2-3 ところが、この【ワークショップ】がヒットした!

ディベートよりも【ワークショップ】という言葉に反応した人が数名いました。

ここだけのお話ですが、即興ディベートワークショップに参加される方は、結構他のセミナーや勉強会にも参加をしている方が多いです。

セミナーに参加をして誰から一方的に学びたい人よりも、積極的にその場に参加をして体験を通して学びたいというニーズは結構あるんですね。

最近は、皆さんのおかげで、この【ワークショップ】という言葉を本当に使いこなせるようになりましたね。

さぁ、ディベート以外のワークショップをひとつでも多く作ろう!

 

関連記事と広告

運営者情報

フリーランスのウェブデザイナー。元ディベート好き。30代でニートになる。2015年に本サイト:インプロ部がヒットして、副業ディベート講師として活動。 ホームページをゼロから収益化した実績が認めれ、35歳からウェブデザイナーになる。ウェブ制作会社・デジタルマーケティング会社を渡り歩き、複数社で経験を積み、現在はフリーランスのウェブデザイナーとして活動中。セミナーやオンライン相談の実践者として、現在は個人事業主の方向けにディベートやWordPress制作×集客を教えている。事業者の専門性をカタチにしたいと考えて、屋号は木村専門研究所に変更

-インプロ

Copyright© インプロ部 , 2024 All Rights Reserved.