中島みゆきさんbの「糸」が2016年に流行った理由が残念

投稿日:2017年10月8日 更新日:

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中島みゆきさんの「糸」という曲はご存知でしょうか?

1992年にリリースされて、24年目である2016年までに様々なアーティストにカバーされて、2017年JASRAC賞を受賞したといわれる驚きの曲。

 

「出会い」や「縁」について歌われていて、その言葉の意味意味についてじっくり考えさせられてしまう曲だと言われています。

 

凄く素敵な曲・・・みたいです。

 

中島みゆきさんの「糸」が素晴らしい曲だと思っている方はたくさんいるのは知っています。

では、質問なのですが、なぜあなたはこの曲を好きになったのでしょうか?

 

 

目次

0.前置き

「理屈で聴くもんじゃねーだろ。良いもんはいいんだよ」
「そんなのは個人の感覚じゃない?理由なんて必要なの?」

と思われるかもしれませんね。

せっかく訪問してくださったのに申し訳ございませんが、それだったら、この記事はあなたを不快にさせるだけかもしれません。

今回の記事は、消費者側の視点ではなく、販売する側の視点で書いています。

では、本題。

1.中島みゆき「糸」の誕生から今日に至るまで

「糸」がリリースをしたのは、ドラマ「聖者の行進」がキッカケです。

 

 

色々と波紋を呼んだ作品でしたね。6~8話ぐらいあたりか、親から見ることを禁止されたのを今でも覚えています。それくらい強烈な作品でした。

 

その時の主題歌が、この「糸」でした。

さて、次にこちらの票をご覧ください。

1-1 糸が流行るまでの軌跡

年号 タイトル 用途
1998年 ドラマ『聖者の行進』主題歌 ドラマ
2005年 「住友生命」 CMソング
2008年 『ありがとう!チャンピイ』 ドラマ
2009年 「七十七銀行」 CM
2010年 「関西電力」 CMソング
2013年 「サントリー・BOSSコーヒーレインボーマウンテン 高見盛ver.」 CMソング
2016年 「トヨタホーム」 CMソング

 

1998年のときは、あまり注目されませんでしたが、2005年ごろからドラマやCMソングで起用されるようになりました。

そして、同時期に様々なアーティストからカバーされるようになりました。

 

アーティスト 場所
2004年 Bank Band 『沿志奏逢』
2006年 有里知花 『SHAKE THE MUSIC LIVE 〜YURI CHIKA〜』
2007年 諫山実生 NHKドラマこころ
2007年 平松愛理 『Voice Colors〜あなたといたころ〜』
2008年 岩崎宏美 2008年、『Dear Friends IV』
2008年 All Japan Goith 『I LOVE YOU』
2009年 青木まり子 『ベスト・パートナー』
2010年 新妻聖子 『アンダンテ』
2010年 SOTTE BOSSE 『You are mine』
2013年 アフィリア・サーガ 『超次元ゲイム ネプテューヌ』第10話ED
2013年 中孝介 『ベストカバーズ〜もっと日本。〜』
2013年 ダイアナ・ガーネット 『COVER☆GIRL』
2014年 深見東州 DVD『深見東州 単独 進撃の阪神 ロック・コンサート!! 大阪公演』
2014年 クリス・ハート 『Heart Song II』
2014年 サラ・オレイン 『SARAH』)
2014年 JUJU 『Request II』
2015年 城南海 カバーアルバム『サクラナガシ』に収録。編曲:ただすけ。
2015年 福山雅治 2015年、アルバム『「魂リク」』
2015年 研ナオコ アルバム『雨のち晴れ、ときどき涙』
2015年 柴咲コウ アルバム『こううたう』
2016年 EXILE ATSUSHI トヨタホームCM曲)
2016年 山崎育三郎カ バーアルバム『1936 〜your songs〜』
2016年 新山詩織 映画『古都』エンディング曲
2016年 平原綾香 『「歌縁」(うたえにし)- 中島みゆき RESPECT LIVE 2015 -』)
2016年 林部智史 「あいたい」[スペシャル盤])
2010年 沢知恵 アルバム『ライブ・アット・ラカーニャ春』

 

ついに、JASRACで金賞を獲得

 

日本音楽著作権協会(JASRAC)は24日、東京・けやきホールで演奏や放送、CD、ネット配信、カラオケなどの音楽著作物使用料の分配額上位の著作者らを顕彰する『2017年JASRAC賞』を発表し、贈呈式を開催した。2016年度の分配額1位の国内作品に贈られる「金賞」は、中島みゆきが作詞・作曲を手がけた「糸」が受賞。昨年は「銅賞」だった同曲が、1992年の作品発表から25年、ついに金賞を獲得した。
【JASRAC賞】中島みゆき「糸」発売25年で初の金賞 著作権使用料分配額1位
http://www.oricon.co.jp/news/2091219/full/

 

「空とキミとの間に」や「旅人の歌」と違って、音楽業界がプロモーションをして流行らせた曲でではなく、自然発生的に流行った曲だとも考えられますね。

 

1-2 中島みゆきさんも驚いていた

糸が金賞を受賞したことについては、中島みゆきさん自身も驚いていた様子です。

このコメントが印象深いですね。

中島は音声コメントを寄せ「金賞をいただけるということになりましてありがとうございます。昔から私は1番とか金賞とかに縁のないタイプでして、しかも、今回の曲はというとまた、大変地味な曲ですので、なんだか不思議な気がしております。カラオケで歌ってくださる方がたくさんおいでだったとのことで、とてもありがたいことと感謝しております」とファンにメッセージを送った。
【JASRAC賞】中島みゆき「糸」発売25年で初の金賞 著作権使用料分配額1位
http://www.oricon.co.jp/news/2091219/full/

1998年に、聖者の行進のエンディングテーマにも抜擢されたのにも関わらず、その時はヒットしませんでした。ですが、それから約18年のときを経て、名曲として多くの方から知られるようになりました。

そして、今はみんなが口をそろえて、「素敵な曲だよね」といいます。

2.なぜ「糸」が2016年に流行ったとのか?

色々と考えてみたのですが、糸がなぜ素晴らしいか!?なぜ後になって流行ったか?理由らしい理由はないと判断しました。

あえて言うなら、みんながいいというから糸が素敵な歌と知られるようになった!というだけなんです。

中島みゆきの

おそらく、この3人が上手く動いたからだと思います。

役割 行動 影響力
権力者 特定の業界で影響力を持っている人
発信者 利害や感情をベースに情報を発信する人。インフルエンサーとも呼ぶ
大衆 自分の判断基準を持たず、黙って権力者や発信者の声に頷いてしまう人たち ×

まとめると、権力者であるミュージシャンが「糸」をカバーして、その権力者のファンである発信者が、その出来事をブログやSNSで発信して、その記事(投稿)を読んだ大衆が従ったという構図が考えられます。

2010年以降に糸をカバーしたミュージシャン

  • EXILE ATSUSHI (あつし)
  • 三浦大知
  • 福山雅治
  • 中島みゆき
  • クリス・ハート - 糸
  • 平原綾香
  • サラ・オレイン

まず、有名なミュージシャンが「糸」をカバーしていきます。次に、発信者がYOUTUBEの動画やWEBページやブログを拡散させていきます。

権力者と発信者は、「糸」がよい曲かどうかはどうでもよい場合もあります。

 

 

情報発信のパターン

  • 感情型-この曲が本当に良いからカバー(発信)している
  • 利害型-みんなが自分に注目してくれるからカバー(発信)する

そして、最後に大衆の人たちが、その情報をあるがままに受け取って、「糸はよい曲なんだよ」と思い込みます。

3.大衆操作の心理と似ているかも

さて、最後に一番大事なのは、この「大衆」です。

自分の判断基準を持たず、黙って権力者や発信者の声に頷いてしまう人たち

中島みゆきさんの「糸」に関しても、歌詞の意味や世界観なんてサッパリわかっていません。

ただ単に自分の好きなミュージシャンがカバーしていたから

SNSの友達が「糸って素晴らしいんだよー」と発信してるのを見たという情報

そんな積み重ねから「糸は良い曲なんだ」と思い込むようになります。

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