心理的リアクタンス-北風と太陽から学ぶ-


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否定側立論発生過程

心理的リアクタンスを物語にして解説をしてみます。最もわかりやすいのが北風と太陽でしょう。今回はちょっと一ひねり、ふたひねりをして、この心理的リアクタンスについてお伝えしていきます。

心理的リアクタンスって何?って人は、「心理的リアクタンス-なぜあの人はスグに逆らうのか?-」の記事を参照してください。

はじめに

1.北風と太陽-あらすじ-

ある日、北風と太陽は旅人のコートを脱がせる競争をしていました。

なぜ北風と太陽が競争をしたのかはわかりませんが、両方とも変な性格の持ち主ですよね。

旅人にとってはいい迷惑です。

1-1 北風は、風を吹いて、コートを吹き飛ばそうとした

「オラオラ!旅人よ。風に吹かれてコートを飛ばしやがれーー」と言わんばかりに・・・・

旅人はコートをギュッと握りしめて、自分が飛ばされても構わないので、コートだけは守りました。

旅人:「ふざけるな北風!お前に従うものか?ボケ!」

まるで「働いたら負けだ」と言わんばかりのニートのようです。旅人には意地がありました。

「ここでコートを脱いだから負けだ!」と。

1-2 太陽は、ジリジリと旅人を蒸した

対して、太陽はどうしたのか?スーパーサイヤ人のようにエネルギーをはぁー!とためて、全身から熱を発しました。

すると、旅人は、「暑いー・・・てか、熱い!もう駄目だ!」と叫び、コートを脱いで、水の中に飛びました。

そう、太陽は、旅人が自らコートを脱ぐように仕向けたのです。そこには、「コートを脱げ、脱ぎなさい、私に従いなさい」と要求めいたものはありません。

イヤでもコートを脱がなければならない状態を作り上げました。ヘンタイですね。

2.この話には続きがある

ところが、泉で頭を冷やせたのか、旅人はしばらくたって太陽が企んでいたことに気付きました。

「は、まんまと騙された。ちくしょー、太陽の野郎め!まんまとオレをハメやがった」と腹黒い太陽のやり口に怒りを覚えました。

続編1 旅人は太陽を疑った

 

騙されたわけですから。旅人は太陽の要求に逆らうかの如く、暑くなれば、太陽に逆らうかのようにコートを着るようになりました。

「へ!太陽め!お前の言うことには従わないぜ!」と万弁の笑みを浮かべながら、全身汗だくだくになりながらも、旅人は真夏でもコートを着るようになりました。

太陽のやり方は、見方を変えれば自ら原因を作って、相手に特定の行動を選ばせるマッチポンプです。本来であれば、旅人はコートを脱ぐ必要はどこにもないのですが、あえて太陽によってコートを脱がなければならない暑い状況を作りだされ、旅人はコートを脱がざるを得なくなります。

似たような商売はたくさんありますよね?

続編2 最後に勝ったのは北風でも太陽でもなかった

ある炎天下の中、旅人はコートを身に纏いながら、涼しいところに身を置いていました。本当に辛そうです。

それを見たあるアパレル会社の社長が旅人の前を通りました。

「なぜ、キミは、こんな暑い中、コートを着ているのかね?」

旅人はこう言いました。

「いやー、色々と理由がありまいて。とりあえず、私は、どんなに暑くてもコートを脱ぎたくないのです」

そんな様子を見た社長は、太陽にこう言いました。

「ほぉー、そうなんだ。キミがなぜコートを脱ぎたくないのかは解らないけれど、そういう人はたくさんいるのかね?」

旅人はこう答えました。

「はい、あいつらが争っている限り、私みたいな人はたくさんいるかもしれませんよ」

「あいつら、とは誰のことかね?」

「いやー、下らない理由なのであえて言いたくはありません。」

と旅人は答えました。

とりあえず、なぜ旅人が暑い中コートを着ていたいのかが解らなかったけれど、クソ暑い中でもコートを着ていたい人たちがいることが解りました。

翌月、社長は気温40度の炎天下の中でも涼しく快適に着ていられる真夏用のコートを開発して、売り出しました。おまけにどんなに強風が吹いても、絶対に飛ばされないようにも工夫を凝らしました。

そして、北風と太陽に散々振り回されていた人たちは、飛びつくようにそのコートを買うようになりました。気付けばロングヒット商品になったのです。

普通だったら、真夏のクソ暑い中にコートを着ているなんて頭がおかしいのでは?と思うところ、その社長は違いました。「暑い中、苦しみながらコートを着るのは何か理由があるに違いない!」と考えるようにしました。

 

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