心理的リアクタンスとディベート


ドアインザフェイスの具体例

心理的リアクタンスのメカニズムについて理解できたところで、次は心理的リアクタンスを解消する手段について紹介していきたいと思います。もちろん、ディベートを使って。ディベートは、心理的リアクタンスを生み出す原因にもなりますが、使い方次第では心理的リアクタンスを解消することもできるようになります。

大丈夫です!「ディベートを使って人を言いくるめるのが得意」だと思われて周りから信用が全くなかったときに編み出した方法です。

0.はじめに

1.心理的リアクタンスの本質を知る

ざっと説明をすると、人は誰かの命令・指示によって自由を制限されると、反発をすることでその自由を取り戻そうと反発をする、ということでした。

心理的リアクタンス-なぜあの人はスグに逆らうのか?-」「心理的リアクタンス-北風と太陽から学ぶ-」の記事で心理的リアクタンスについては詳しく紹介をしています。

1-1 ディベーターが抱えるネガティブなイメージ

自己主張が強くて、何を言っても論破するような態度で挑んできて、相手を動かそうとする人たち!

まるでリーガルハイのコミカド弁護士です。

ディベート=相手を言い負かす技術、と思われがちですからね。これを読んでいるあなたも同じように考えているのでは?別にかまいません。実際にそうですから。

そして、私自身、人からこう言われます。

「あなたとディベートをする気がない。ただ、言わせてもらうね・・・」

要するに、お前とは議論をしたくないから反論は受け付けない!但し、言いたいことがあるから言わせてもらう!黙って聞け!

1-2 だからこそ、対処法も知っている

議論をする気がなくても、自己主張が強くて執拗に相手を論破するキャラと思われて、おまけに「帰国子女」というキャラクターに拍車がかかったのか、自己主張が強いアメリカ人だと周りから思われるようにもなりました。おそらくこんなキャラだからディベートに誘われたのでしょう。(ラべリング理論)

まぁ、そんなバックグラウンドがあってか、自己主張や議論をする力は色々と身に付いたのかと。

そこで、今回は誰かと議論をしているときに必ず発生する心理的リアクタンスをディベートの技術を使ってどのように解消するか、その方法について解説をしていきたいと思います。

2.心理的リアクタンスを解消する方法

話の中で利害が対立したり、自分の意にそぐわない要求や指示であれば心理的リアクタンスは必ず働きます。日常で心理的リアクタンスを発生させる種はあらゆるところに仕込まれています。

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だからこそ、いかに心理的リアクタンスを起こさないで当たり障りなく話すことよりも、起こったときの対処を知ることの方がずっと大事だというのが、ここでお伝えしたいことです。

2-1 絶対にディベートをしてはいけない(笑)

もしも相手が心理的リアクタンスを抱いたらディベートをしないでください。そもそも、直接議論をするのも禁止です。説得もNGです。

対立関係を作ったらアウト!

何を言っても受け取ってもらえません。

心理的リアクタンスを感じたときの相手の態度は以下の3つに分けられます。

  • 反論する&論破する
  • 自分の要求を通して従わせる
  • 納得したふりをして逃げる

そもそも人は嫌いな相手と議論はしたくありません。逆に好意や尊敬を抱いている相手であれば、多少、会話が議論・討論になっても、不快には感じません。

お互いに意見や考えをシェアしているような心理状態になります。(それでも一方的に意見を押し付けると相手は不快に感じるので注意をしましょう)

2-2 あえて、ディベートをする

先ほどとは逆ですね。ディベート(議論・討論)を通じて信頼関係を構築することは十分に可能です。別にディベートでなくても可能ですが・・・。

但し、気をつけてほしいのは、一方的に相手を説得する目的でディベートをしないことです。

あえて、相手に勝たせてあげて下さい。あなたは、負けて下さい。そして、負けることに慣れて下さい。

大事なので、過剰書きにして伝えます。

  • 相手に勝たせる
  • 負ける道を選ぶ
  • 負けることに耐える

この3つです。この3つに共通することは、「聴く」になります。

ここでいう聴くとは、相手の態度や言葉を相手の目線で受け入れることになります。あえて論破をしないのがポイントです。ディベートの目的は相手を論破することではありません。そもそも、利害関係のある相手を説得することでもありません。

2-3 「負ける」ことの意味

私は、ディベートは人に教えられることはできても、リアル議論はメチャクチャ弱いです。

相手の意見に納得をしたら負けを認めますし、相手を説得できないと判断をしたらスグに引きます。そもそもダメもとで、相手にむちゃな要求をしたり、その場のノリで相手にお願い事をしたりします。

だから、勝つよりもコテンパンにされる方が圧倒的に多いのです。(笑)

おかげで、相手が心理的リアクタンスを発動させたときの対処法はよく知っています。

  • 基本、論破されたくない
  • 論破したい気持ちでいっぱい
  • 別のことを訴えたい

こんな状態で相手を論破しようとしたら、泥沼状態です。反論をしたりもしますが、相手からYESを引き出すことではなく、どれだけ相手の本音や本心を聴けるかを大事にしています。

それが次につながるからです。

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